1級建築施工管理技術検定の覚え方と勉強法
このブログは2025年基準の情報をもとに、令和8年度(2026年)一級建築施工管理技術検定に出題される可能性がある問題の覚え方や、
法規法令や過去問の重要性を強調し、独自の見解を提供しますが、
※あくまでも暗記方法は試験対策用の説明として御理解ください。
過去に出題された問題や、出題が予測されるテーマを説明していきます。
もしも、同じ選択肢が出題されたらラッキーですし、言葉や数字をほんの少し変えた選択肢が、間違えの選択肢として出題される可能性もあります。
だからこそ、しっかりと数値と用語の組み合わせを暗記することが、合格への近道です。
今回のテーマ
【鉄筋のコンクリートかぶり厚さは、原則、直接土に接する柱は40ミリ以上。 構造耐力上主要な柱の主筋は4本以上とする。柱・梁等の鉄筋の加工及び組立かぶり厚さは、最小かぶり厚さに10ミリを加えた値。 の覚え方】
令和8年度(2026年)の第一次検定問題と二次検定に向けた過去問の解説となります。
※今回も、一級建築士の過去問及び二級建築士と、2級建築施工管理技士の過去問の選択肢が多めです。
これらは将来的な出題の可能性があり、かつ応用的な知識としては共通点が多いため、しっかりと丸暗記しておきましょう。
※※出題選択肢事例(一級建築士試験の過去問より抜粋)
・質問文例:保有水平耐力計算によって安全性が確かめられた建築物に関する次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれか。ただし、高さが4mを超える建築物とする。
【適当で正しい選択肢】鉄骨造の建築物において、高力ボルト接合を行う場合、高力ボルト孔の径は、原則として、高力ボルトの径より2mmを超えて大きくしてはならない。
【適当で正しい選択肢】鉄筋コンクリート造の建築物において、鉄筋に対するコンクリートのかぶり厚さは、原則として、直接土に接する柱にあっては、4cm以上としなければならない。
【適当で正しい選択肢】鉄骨鉄筋コンクリート造の建築物において、構造耐力上主要な部分である柱の主筋は、4本以上としなければならない。
※※出題選択肢事例(一級建築士試験の過去問より抜粋)
・質問文例:プレキャスト鉄筋コンクリート工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
【適当で正しい選択肢】プレキャスト部材の接合用金物のアンカー筋に対するコンクリートの設計かぶり厚さについては、特記がなかったので、部材製造時の精度や施工時の誤差を考慮し、必要な最小かぶり厚さに5㎜を加えた値とした。
→プレキャスト部材は設計かぶり厚さが5ミリですが、現場で打設するコンクリートの設計かぶり厚さは、必要な最小かぶり厚さに10㎜を加えた値が正解です。
※※出題選択肢事例(二級建築士試験の過去問より抜粋)
・質問文例:鉄筋工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
【適当で正しい選択肢】柱・梁等の鉄筋の加工及び組立におけるかぶり厚さは、施工誤差を考慮し、最小かぶり厚さに10mmを加えた値とした。
【大間違いの不適当だから正解の選択肢】✘ガス圧接完了後の圧接部の外観検査において、検査方法は目視又はノギス、スケール等を用いて行い、検査対象は抜取りとした。✘
→正解は過去ブログでも解説済みですが、外観検査での目視等による検査は抜き取りではなく、全数検査が正解です。
【適当で正しい選択肢】ガス圧接において、圧接後の形状及び寸法が設計図書に合致するよう、圧接箇所1か所につき鉄筋径程度の縮み代を見込んで、鉄筋を加工した。
【適当で正しい選択肢】径の同じ鉄筋のガス圧接継手において、圧接部における鉄筋中心軸の偏心量は、鉄筋径の1/5以下とした。
【適当で正しい選択肢】スラブ及び梁の底部のスペーサーは、特記がなかったので、型枠に接する部分に防錆(せい)処理が行われている鋼製のものを使用した。
※※出題選択肢事例(一級建築士試験の過去問より抜粋)
・質問文例:鉄筋工事等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
【適当で正しい選択肢】コンクリート壁内に埋め込むCD管(合成樹脂製可とう電線管)は、バインド線を用いて1m以下の間隔で鉄筋に結束し、コンクリート打設時に移動しないようにした。
【適当で正しい選択肢】径の異なる異形鉄筋の重ね継手の長さは、細いほうの鉄筋の径を基準とした。
【大間違いの不適当だから正解の選択肢】✘SD345のD19とD22とが隣り合うときの鉄筋相互のあきについては、使用するコンクリートの粗骨材の最大寸法が20㎜であったので、25㎜とした。✗
【適当で正しい正解パターンの解説】
過去ブログでも紹介していますが、いずれかの数値の一番大きな数字が正解です。
鉄筋の径が異なる場合は平均径とするため、(19+22)/2×1.5=30.75ミリ
骨材は、20×1.25=25ミリ以上
最低基準は、25ミリ以上
上記により、鉄筋相互のあきは30.75ミリ以上とした。が正解だと分かります。
※鉄筋径の数値の1.5倍(鉄筋の径が異なる場合は平均径とする。)これが要注意ポイントだと言えます。
【適当で正しい選択肢】鉄筋コンクリート造の鉄筋に対するコンクリートのかぶり厚さは、特記がなかったので、耐圧スラブを除く直接土に接する床について、4cm以上確保できていることを確認した。
※※出題選択肢事例(二級建築士試験の過去問より抜粋)
・質問文例:鉄筋工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
【適当で正しい選択肢】梁・柱・基礎梁・壁の側面のスペーサーは、特記がなかったので、プラスチック製のものを用いた。
【大間違いの不適当だから正解の選択肢】✘梁主筋を柱内に折り曲げて定着させる部分では、特記がなかったので、投影定着長さを柱せいの1/2とした。✘
→【適当で正しいケースの選択肢例】梁主筋を柱内に折り曲げて定着させる部分では、特記がなかったので、投影定着長さを柱せいの3/4とした。
【適当で正しい選択肢】鉄筋に付着した油脂類、浮き錆、セメントペースト類は、コンクリート打込み前に除去した。
【適当で正しい選択肢】鉄筋の重ね継手において、鉄筋径が異なる異形鉄筋相互の継手の長さは、細いほうの鉄筋径を基準として算出した。
【適当で正しい選択肢】梁の貫通孔に接する鉄筋のかぶり厚さは、梁の鉄筋の最小かぶり厚さと同じとした。
鉄筋・かぶり厚の問題は、一次試験の応用や二次試験でも出題される可能性が十分にある内容だと言えます。
まずは、過去ブログも確認しながら、細かい数字を丸暗記しておきましょう。
【今回の超重要ポイントは2つ】
①鉄筋コンクリート造の建築物において、鉄筋に対するコンクリートのかぶり厚さは、原則として、直接土に接する柱にあっては、4cm以上としなければならない。 構造耐力上主要な部分である柱の主筋は、4本以上とする。
②柱・梁等の鉄筋の加工及び組立におけるかぶり厚さは、施工誤差を考慮し、最小かぶり厚さに10㎜を加えた値とした。
【覚え方①:土に接する部分だから、しっかり。主筋、しっかり。】
あくまでも、試験の暗記用としての説明です。
土に接する部分であれば、しっかりとコンクリートのかぶり厚さを確保する必要があります。
しっかり、し(4)っかり、で4を覚えます。
4さえ覚えておけば、40ミリか4センチだと分かるはず。
しゅきんは、しゅきん、しっかり。で、し(4)ゅきん、し(4)っかり。
これで4本だと丸暗記できるはず。
こんな感じで、まずは丸暗記で。繰り返しの学習を通じていくと、きっと記憶が定着していきます。
主筋と帯筋の結束も必要ですが、大事な帯筋の間隔などは過去ブログで解説していますので、必読をオススメです。
【覚え方②:当然かぶせてある厚み。】
こちらもあくまでも、試験の暗記用としての説明です。
とうぜん、かぶせてあるあつみ。とう(10ミリ)ぜん、。
これで覚えます。イメージとしては、架空の偉そうな設計担当や、空想上の偉そうな設計事務所を妄想します。
当然やってありますよね?え?みたいな感じを連想すると、あら不思議。自然と10㎜追加が設計かぶり厚さだと分かります。
設計かぶり厚さとは、最小かぶり厚さに10㎜を追加した厚さであり、最小かぶり厚さとは、建築基準法で決まっている厚さです。
■覚えるポイント↓
①鉄筋に対するコンクリートのかぶり厚さは、原則として、直接土に接する柱は40㎜以上としなければならない。 構造耐力上主要な部分である柱の主筋は4本以上とする。
②柱・梁等の鉄筋の加工及び組立におけるかぶり厚さは、最小かぶり厚さに10㎜を加えた値とした。
【100%絶対にマジで、ついでに一緒に覚える過去問の選択肢】
ここからは2級建築施工管理技士の過去問ですが、1級の試験に類似問題が出題される可能性があります!!
一級・二級建築士の過去問と同様に、2級建築施工管理技士の過去問は、要チェックです。
専門性が高い内容は一次の応用問題や、二次試験にも出題される可能性が十分にあると言えます。
※※出題選択肢事例(2級建築施工管理技士試験の過去問より抜粋)
・質問文例:鉄筋工事等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
【適当で正しい選択肢】設計かぶり厚さは、最小かぶり厚さに施工精度に応じた割増しを加えたものである。
【適当で正しい選択肢】かぶり厚さの確保には、火災時に鉄筋の強度低下を防止するなどの目的がある。
【適当で正しい選択肢】外壁の目地部分のかぶり厚さは、目地底から確保する。
【大間違いの不適当だから正解の選択肢】✘屋内の耐力壁は、耐久性上有効な仕上げがある場合とない場合では、最小かぶり厚さが異なる。✗
→【適当で正しい正解パターンの解説】
屋内ではなく、屋外の耐力壁(計画供用期間の級が標準・長期、超長期)であれば正解の選択肢の可能性が高いです。
下記のJASS 5(鉄筋コンクリート工事標準仕様書)の基準に基づく規定が判断基準となります。
・計画供用期間の級が標準および長期で、耐久性上有効な仕上げを施す場合は、屋外側では設計かぶり厚さを、10mm減じることができる。
ただし、基礎、直接土に接する柱・梁・壁・床及び布基礎の立ち上がり部を除く。
※屋外側→一般劣化環境(腐食環境)
※屋内側→一般劣化環境(非腐食環境)
※2022年に改定されたJASS5(鉄筋コンクリート工事標準仕様書)により、屋内と屋外の区分について表記が変更されています。旧屋内側は『非腐食環境』となり、旧屋外側は『腐食環境』となりました。
※※出題選択肢事例(2級建築施工管理技士試験の過去問より抜粋)
・質問文例:鉄筋のかぶり厚さに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
【適当で正しい選択肢】杭基礎におけるベース筋の最小かぶり厚さは、杭頭から確保する。
【適当で正しい選択肢】腹筋を外付けするときの大梁の最小かぶり厚さは、幅止め筋の外側表面から確保する。
【大間違いの不適当だから正解の選択肢】✘直接土に接する梁と布基礎の立上り部の最小かぶり厚さは、ともに30㎜とする。✗
→【適当で正しいケースの選択肢例】直接土に接する梁と布基礎の立上り部の最小かぶり厚さは、ともに40㎜とする。
【適当で正しい選択肢】屋内では、柱と耐力壁の最小かぶり厚さは、ともに30mmとする。
以上、2級建築セコカンの過去問でした。
その他の暗記方法や暗記ポイントは↓
※あくまでも本ブログの内容は試験対策の暗記方法としての解説です。正確な詳細や用途は各公式HP等をご確認ください。
効率的な勉強法は、過去問を解き続けること。
過去問の重要性
とにかく出題範囲が広いため、本、アプリ、他のサイトでも、なんでもよいので過去問を解くことが最重要。
なぜなら、例年、過去問から選択肢が出題されていますから、正解の選択肢を多く覚える事が、合格の近道です。
そして、応用問題という足切りシステムを攻略するカギは、残念ながら、過去問を解き続けることしかありません。
語呂合わせの活用
試験対策としては、正確な数字の丸暗記が必須です。語呂合わせや覚えやすいフレーズをつかって覚えましょう。
いかにして、試験中にスムーズに思い出せるかどうかが、合否に大きく影響します。
ここの詰めが甘いと、本番で、ひっかけ問題にやられます。苦手な部分は、何度も何度も繰り返して学習しましょう。
法規法令の確認も大事。
労働安全衛生法や建築基準法などは、改正される事があります。
このブログは2025年の法律を基にしていますから、最新の法規法令を常に確認し、正確な情報を得ることが重要。
各公式HPを定期的にチェックし、アップデートされた情報に注意を払うことが大切で、これは現場で活きる知識です。
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