1級建築施工管理技術検定の覚え方と勉強法
このブログは2025年基準の情報をもとに、令和8年度(2026年)一級建築施工管理技術検定に出題される可能性がある問題の覚え方や、
法規法令や過去問の重要性を強調し、独自の見解を提供しますが、
※あくまでも暗記方法は試験対策用の説明として御理解ください。
過去に出題された問題や、出題が予測されるテーマを説明していきます。
もしも、同じ選択肢が出題されたらラッキーですし、言葉や数字をほんの少し変えた選択肢が、間違えの選択肢として出題される可能性もあります。
だからこそ、しっかりと数値と用語の組み合わせを暗記することが、合格への近道です。
今回のテーマ
【ガス圧接継手位置は原則400㎜以上ずらす。ガス圧接継手は原則として、手動ガス圧接は直径の差が7㎜以内、自動ガス圧接は同じ直径だけ。鉄筋圧接後の検査は1ロット200ヶ所以下、目視検査は全数で、超音波検査は30ヶ所。 の覚え方】
令和8年度(2026年)の第一次検定問題と二次検定に向けた過去問の解説となります。
※まずは、一級建築士や2級建築士の過去問及び2級建築施工管理技士の過去問の選択肢をザーッと紹介しています。
その理由は、将来的な出題の可能性があり、かつ応用的な知識としては共通することが多いため。
しっかりと丸暗記していきましょう。
※※出題選択肢事例(二級建築士試験の過去問より抜粋)
・質問文例:鉄筋工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
【大間違いの不適当だから正解の選択肢】✘柱主筋のガス圧接継手の位置については、特記がなかったので、隣り合う主筋で同じ位置とならないように300mmずらした。✗
【適当で正しい正解パターンの選択肢例】柱主筋のガス圧接継手の位置については、特記がなかったので、隣り合う主筋で同じ位置とならないように400mm以上ずらした。
【適当で正しい選択肢】鉄筋表面のごく薄い赤錆は、コンクリートとの付着を妨げるものではないので、除去せずに鉄筋を組み立てた。
【適当で正しい選択肢】ガス圧接継手において、外観検査の結果、圧接部に明らかな折れ曲がりが生じたことによって不合格となったので、再加熱して修正し、所定の検査を行った。
→過去ブログで暗記方法を紹介していますが、偏心量が規定値を超えた場合は、再加熱は絶対にダメで不適当で大間違いです。
圧接部における鉄筋中心軸の偏心量が規定値を超えた場合は、再加熱し加圧して偏心を修正してはいけないため、切り取って再圧接が正しい選択肢となります。
【適当で正しい選択肢】鉄筋径が異なるガス圧接継手において、圧接部のふくらみの直径を、細いほうの鉄筋径の1.4倍以上とした。
→こちらも過去ブログで暗記方法を紹介しています。
【適当で正しい選択肢】柱の配筋において、鉄筋のかぶり厚さを確保するために使用するスペーサーについては、特記がなかったので、同一平面に点対称となるように設置した。
※※出題選択肢事例(1級建築施工管理技士試験の過去問より抜粋)
・鉄筋のガス圧接工事の試験及び検査に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
【適当で正しい選択肢】外観検査は、圧接部のふくらみの直径及び長さ、鉄筋中心軸の偏心量、折曲がりなどについて行った。
【適当で正しい選択肢】超音波探傷試験における抜取検査ロットの大きさは、1組の作業班が1日に施工した圧接箇所とした。
【大間違いの不適当だから正解の選択肢】✘超音波探傷試験の抜取検査は、1検査ロットに対して無作為に3か所抽出して行った。✗
【適当で正しい正解パターンの選択肢例】超音波探傷試験の抜取検査は、1検査ロットに対して無作為に30か所抽出して行った。
※※出題選択肢事例(一級建築士試験の過去問より抜粋)
・品質管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
【適当で正しい選択肢】工事現場における木材の含水率は、1本の製材の異なる2面について、両木口から300mm以上離れた2か所及び中央部1か所の計6か所を測定した値の平均とした。
【適当で正しい選択肢】鉄骨の建方における高力ボルト継手の仮ボルトについては、本接合のボルトと同軸径の普通ボルトで損傷のないものを使用し、1群に対して1/3以上、かつ、2本以上をバランス良く配置して締め付けた。
【適当で正しい選択肢】外気温の低い時期における普通ポルトランドセメントを用いたコンクリートの養生は、コンクリートを寒気から保護し、打込み後5日間以上、コンクリートの温度が2℃以上に保たれるようにした。
【大間違いの不適当だから正解の選択肢】✘鉄筋の手動ガス圧接継手の外観検査については、1検査ロット(1組の作業班が1日に施工した圧接箇所の数量)から無作為に抜き取った30か所を対象とした。✗
→鉄筋の手動ガス圧接継手の外観検査は、全数検査とした。が適当で正解です。
※※出題選択肢事例(一級建築士試験の過去問より抜粋)
・鉄筋工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
【適当で正しい選択肢】鉄筋の重ね継手において、鉄筋径が異なる異形鉄筋の継手の長さは、細いほうの鉄筋の径を基準とした。
【大間違いの不適当だから正解の選択肢】✘ガス圧接継手において、SD345のD22とD29との圧接は、自動ガス圧接とした。✗
→鉄筋のガス圧接継手において自動ガス圧接は同じ径の鉄筋だけ圧接できます。
※ガス圧接継手において、SD345のD22とD29との圧接は、手動ガス圧接とした。であれば正しい。
※※手動ガス圧接であれば、直径の差が7ミリ以内なので、適当で正解の選択肢だと言えます。
【適当で正しい選択肢】粗骨材の最大寸法が20mmのコンクリートを用いる柱において、主筋がD25の鉄筋相互のあきは、40mmとした。
【適当で正しい選択肢】柱におけるコンクリートのかぶり厚さは、せん断補強筋の表面からこれを覆うコンクリート表面までの最短距離とした。
鉄筋・圧接の問題は、微妙な言い回しを変えて出題される可能性が高いです。
まずは、数字を覚えて細部の表現と、基本的な考えを理解しておきましょう。
※暗記方法と合わせて覚えておく、豆知識を最後に紹介しますので、最後まで頑張って読んで丸暗記してください。
【今回の超重要暗記ポイントは2つ】
①ガス圧接継手の位置は原則として、隣り合う主筋で同じ位置とならないように400ミリ以上ずらす。
②ガス圧接継手は原則として、手動ガス圧接は直径の差が7ミリ以内、自動ガス圧接は同じ直径のみ。
【覚え方①:知られても大丈夫、知らないと異常!】
あくまでも、試験の暗記用としての説明です。
しられても、し4、ら0、れ0、で400ミリをイメージ。
し4ら0ないと異常、これは40cm以上ずらすを連想する暗記フレーズです。
建物が完成した後、圧接に不具合があるわかれば、解体の可能性だってあります。
誰に知られても大丈夫な圧接が大事という覚え方でいきましょう!
【覚え方②:ワシなら圧接できるな!】
こちらもあくまでも、試験の暗記用としての説明です。
圧接の達人おじーちゃんを想像します。
ワシな7ら、圧接できるな7!と、自動圧接を見下している感じの暗記フレーズです。
※原則として7ミリですが、D41とD51の圧接は可だと覚えておきましょう。
↓鉄筋の規格一覧↓
D10
D13
D16
D19
D22
D25
D29
D32
D35
D38
D41
D51
■覚えるポイント↓
①ガス圧接継手の位置は原則として、隣り合う主筋で同じ位置とならないように400mm以上ずらす。
②ガス圧接継手は原則として、手動ガス圧接は直径の差が7ミリ以内、自動ガス圧接は同じ直径のみ。
【一次・二次試験に出題されるかも!?鉄筋・圧接まめ知識】
一般的だと言える、鉄筋・圧接の豆知識的な情報を紹介します。
ついでに覚えておくことで、二次試験で活きる知識かもしれませんので、要チェックです。
※あくまでも暗記方法は試験対策用の説明として御理解ください。
・圧接は、一般的にD19以上の太い径の鉄筋継手として施工されます。
→19と19が、くっつきますから、くっついてイクイク、1919、みたいな覚え方もできるはずです。
・降雨時、風速4m/s以上の強風時は圧接作業中止、または適切な強風対策を講じる。
※品質低下を防ぐ措置については、監理者への確認が必要だと言えます。
→死の風、で、し4のかぜ、強風時の圧接は、物理的にも品質的にも危険ですから、4メーターで死だと連想できはず。
・圧接装置である加熱器は、4口以上の多口式火口を持つもので、鉄筋圧接作業中の炎に安定性があり、鉄筋径に適合した十分な加熱能力を持つ加熱器である必要がある。
→信じられないくらい熱いとか、死とか、しろうとにはできないとか、そんな感じで4を覚えましょう。
・鉄筋の突き合わせ面は2ミリ以下とし、中性炎で鉄筋径の2倍の範囲を加熱する。
→熱いので、フーフーと冷ますイメージ、ふー2ふー2、ひーふーみ、123なので。
あとは、アチチ、アイチイチ、1と1で、2,みたいな丸暗記も可能なはず。
・圧接ではありませんが、鉄筋の結束には0.8ミリのなまし鉄線を使用することは一般的です。
→0.8㎜の覚え方は、おー0、や8わらかい、です。
※なまし鉄線の一般解説として
焼きなまし・焼鈍(しょうどん)・アニーリング(英語: annealing)は、金属を加熱してゆっくり冷やし、内部のひずみを取り除いてやわらかくする熱処理です。
加工で硬くなった金属を元の状態に戻し、曲げやすさ・延ばしやすさを改善します。
名称は「焼なまし」「焼鈍」「アニーリング」など複数ありますが、基本的に同じ意味です。
なまし鉄線は、この焼きなまし加工を行って柔らかく仕上げた鉄線のことで、建設現場では結束作業などに使われます。
【更に一緒に覚えておく鉄筋まめ知識】
専門的な内容ですが、試験に出題される可能性が低いとも言えないため、覚えておきたいポイントを2つ解説します。
※あくまでも本ブログの内容は試験対策としての解説です。正確な情報や正式な見解は各公式HP等をご確認ください。
①SD490について
類似の内容を過去ブログでも説明していますが、SD490は高強度な鉄筋であるため、例外的な扱いをされることが多いです。
【適当で正しい選択肢】SD490の圧接に用いる加圧器は、上限圧及び下限圧を設定できる機能を有するものとする
・SD490の場合は、圧接部分のふくらみは鉄筋径の1.5倍以上、ふくらみの長さは1.2倍以上となります。
※SD490以外の通常の鉄筋では、ふくらみは鉄筋径の1.4倍以上、ふくらみの長さは1.1倍以上
→暗記方法としては、通常よりも、いい鉄筋なので、いー鉄筋、い1、0.1を通常の数字に追加と覚えるか、
インゴットいつ?という暗記フレーズで、SD490の圧接について法外な報酬を要求してくる凄腕の達人を想像して、
インゴット(金塊)、いん1ご5っと、1.5、金塊のような膨らみ、いつ?い1つ2,長くは待てないよで、ふくらみ長さを連想。
という丸暗記方法でも簡単に覚えることができます。
・原則として、 SD490の鉄筋を圧接する場合、施工前試験は省略できません。
※第4種資格者による手動ガス圧接の場合でも、高強度鉄筋であるSD490は、施工前試験の省略はできません。
※※土木の過去問での間違え選択肢として
【不適当】✗鉄筋の種類がSD345のものとSD490のものを圧接して良い。✗がありますが、
原則として種類が違う鉄筋は圧接できません。ただし、SD345とSD390だけは仕様書で認められている場合があります。
②鉄筋の検査について
・鉄筋圧接後、目視での検査は全数検査が原則です。
・非破壊検査として超音波探傷試験の抜取検査は、1検査ロットを200か所以内に対して無作為に30か所抽出して行います。
・実際に圧接部分を切断しての抜き取りの引張試験は、1検査ロットを200か所以内に対して監理者の指示に従い3〜5か所なりますが、これは仕様書によって、3か所や5か所と違う場合がありますから、試験問題としては上記の目視検査か超音波検査の方が、出題される可能性が高いと言えるかもしれません。
混同しないように要注意です。
→暗記方法としては、検査だから、睨め!にらめ!に2ら0め0、で1ロット200、または睨まれている気がする。にらまれて、に2ら0まれ0て、みたいな感じで200を覚える。
そして、検査は全部見る、で、全数検査。
肉眼で、見れ(みれ→30)ないところは超音波。
中身(3)を見(3)るのには、切り取らないと見れない的な感じで覚えておきましょう!!!!!
あとは過去ブログで他の過去問を、ご確認いただくことをオススメしています。
その他の暗記方法や暗記ポイントは↓
※あくまでも本ブログの内容は試験対策の暗記方法としての解説です。正確な詳細や用途は各公式HP等をご確認ください。
効率的な勉強法は、過去問を解き続けること。
過去問の重要性
とにかく出題範囲が広いため、本、アプリ、他のサイトでも、なんでもよいので過去問を解くことが最重要。
なぜなら、例年、過去問から選択肢が出題されていますから、正解の選択肢を多く覚える事が、合格の近道です。
そして、応用問題という足切りシステムを攻略するカギは、残念ながら、過去問を解き続けることしかありません。
語呂合わせの活用
試験対策としては、正確な数字の丸暗記が必須です。語呂合わせや覚えやすいフレーズをつかって覚えましょう。
いかにして、試験中にスムーズに思い出せるかどうかが、合否に大きく影響します。
ここの詰めが甘いと、本番で、ひっかけ問題にやられます。苦手な部分は、何度も何度も繰り返して学習しましょう。
法規法令の確認も大事。
労働安全衛生法や建築基準法などは、改正される事があります。
このブログは2025年の法律を基にしていますから、最新の法規法令を常に確認し、正確な情報を得ることが重要。
各公式HPを定期的にチェックし、アップデートされた情報に注意を払うことが大切で、これは現場で活きる知識です。
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