1級建築施工管理技術検定の覚え方と勉強法
このブログは2025年基準の情報をもとに、令和8年度(2026年)一級建築施工管理技術検定に出題される可能性がある問題の覚え方や、
法規法令や過去問の重要性を強調し、独自の見解を提供しますが、
※あくまでも暗記方法は試験対策用の説明として御理解ください。
過去に出題された問題や、出題が予測されるテーマを説明していきます。
もしも、同じ選択肢が出題されたらラッキーですし、言葉や数字をほんの少し変えた選択肢が、間違えの選択肢として出題される可能性もあります。
だからこそ、しっかりと数値と用語の組み合わせを暗記することが、合格への近道です。
今回のテーマ
【アースドリル工法はドリリングバケットと底ざらいバケットで、使用水量は1台10㎥/h、掘削深さは、孔底外周部に近い位置で4か所確認。と、オールケーシング工法とリバース工法の基本。の覚え方】
今回は、1次試験でも2次試験でも共通して出題される可能性が高めで、かつ基本的な内容を説明していきます。
まずは、土工事、杭、躯体工事に関連した過去問を紹介します。
【適当で正しい選択肢】アースドリル工法による掘削に使用する水量は、1台当たり10㎥/hとして計画した。
【適当で正しい選択肢】アースドリル工法の掘削深さは、検測器具を用いて、孔底の外周部に近い位置で4か所確認した。
【適当で正しい選択肢】リバース工法における二次孔底処理は、トレミー管とサクションポンプを連結し、スライムを吸い上げた。
【適当で正しい選択肢】場所打ちコンクリート杭工事において、安定液を使用したアースドリル工法の1次孔底処理は、底ざらいバケットにより行うこととした。
【適当で正しい選択肢】オールケーシング工法における孔底処理は、孔内水がない場合やわずかな場合にはハンマーグラブにより掘りくずを除去する。
【不適当で大間違いの選択肢】✗アースドリル掘削機は、一般にリバース掘削機に比べ、より深い掘削能力がある✗
【適当で正解パターンの選択肢例】リバース掘削機は、一般にアースドリル掘削機に比べ、より深い掘削能力がある。
※※一級建築士の過去問事例より↓
【適当で正しい選択肢】アースドリル工法による場所打ちコンクリート杭工事において、安定液は、ベントナイトを主体として、分散剤や変質防止剤等を加え、できる限り低粘性・低比重となるように配合した。
【適当で正しい選択肢】オールケーシング工法による場所打ちコンクリート杭工事において、トレミー管及びケーシングチューブの先端は、コンクリート中に2m以上入っていることを確認した。
杭工事の現場経験がない場合は、専門用語を覚えることに苦労するかもしれません。
丸暗記をして徐々に学んでいくことがオススメですが、まずは、基本的なポイントから暗記していきましょう。
【まず覚える基本的なポイント】
あくまでも、試験の暗記用としての説明です。
イメージできない場合は、もっと詳しく知りたい場合は専門書や専門業者のサイトなどを見ることがオススメ。
では、杭工事の掘削工法として、代表的な3種類の工法と、それらの試験対策的特徴を頭に叩き込みましょう。
・アースドリル工法
→巨大なアースドリル機につけた、ドリリングバケットによる掘削後、底ざらいバケットに変更して、一次孔底処理(スライム除去等)を行う。
穴の保護、孔内保護は低粘土&低比重のベントナイトが主体の安定液を入れて、穴の周りにマッドケーキと呼ばれる層(不透水膜※泥の壁ような感じ)を形成して孔内を安定させるイメージ。
※アースドリル工法のケーシング(鋼製の筒※ケーシングチューブ)は、表層ケーシング(スタンドパイプ)だけ存在する。
・オールケーシング工法
→掘削孔全長分のケーシングを回転圧入しながら地盤を切削して、ハンマーグラブを自由落下させケーシング内を掘削して、沈殿バケットを落として一次孔底処理(スライム除去等)を行う。
※ケーシング(鋼製の筒※ケーシングチューブ)は孔内全体に入っているため、ケーシングで保護されながら、ケーシング内部を掘削できる。ケーシングは追加して埋めていくイメージ。
・リバースサーキュレーションドリル工法(リバース工法)
→スタンドパイプ設置後に、専用の回転ビットにより掘削をする。
アースドリル工法に近い部分もあるがリバース機によって、孔内の泥水をホース(配管)を経由し、スラッシュタンクにて泥水から土や砂を除去して再利用しながら、掘削をする工法なので、常に一次孔底処理(スライム除去等)をしながら掘削をしているイメージ。
■共通項目として
アースドリル工法もオールケーシング工法もリバース工法も、掘削後には、鉄筋籠(鉄筋かご※筒状の鉄筋)を孔内に入れて、その後は、トレミー管を入れて二次孔底処理としてサクションポンプによってスライム除去をした後に、プランジャーをトレミー管に入れて、コンクリートを打設します。
トレミー管を常に2m以上コンクリート内に入れながらコンクリートを打設することで、最初に打設をした泥(スライム)が入った脆弱なコンクリートは、トレミー管の外に押し出されて、最終的に杭頭部分に上がってきます。
※脆弱なコンクリート部分は、杭頭処理によって除去される。
そして、コンクリートを打設しながら、孔内に影響がないようにケーシングチューブを引き抜きます。
【覚えるポイント&暗記方法】
あくまでも、試験の暗記用としての説明です。
理想は、繰り返しの学習しての暗記ですが、ここではまず丸暗記→日々の学習を通じた理解を目指しています。
あくまでも暗記術としての暗記方法ですので、あしからず。
■覚えるポイント[過去問の選択肢]↓
【適当で正しい選択肢】アースドリル工法による掘削に使用する水量は、1台当たり10㎥/hとして計画した。
竪穴式。
→暗記方法:アースドリル、竪穴、穴、トンネル。トンネル、とう、十、じゅう、10立米。
【適当で正しい選択肢】アースドリル工法の掘削深さは、検測器具を用いて、孔底の外周部に近い位置で4か所確認した。
→暗記方法:しっかり確認、し(4)っかり、で4箇所しっかり確認する。
【適当で正しい選択肢】リバース工法における二次孔底処理は、トレミー管とサクションポンプを連結し、スライムを吸い上げた。
→暗記方法:ブログ前半の【まず覚える基本的なポイント】の共通項目をチェックして覚える。
【適当で正しい選択肢】場所打ちコンクリート杭工事において、安定液を使用したアースドリル工法の1次孔底処理は、底ざらいバケットにより行うこととした。
→暗記方法:ブログ前半の【まず覚える基本的なポイント】の共通項目をチェックして覚える。
【適当で正しい選択肢】オールケーシング工法における孔底処理は、孔内水がない場合やわずかな場合にはハンマーグラブにより掘りくずを除去する。
→暗記方法:ブログ前半の【まず覚える基本的なポイント】の共通項目をチェックして覚える。スライム処理は沈殿バケットで除去する。
【不適当で大間違いの選択肢】✗アースドリル掘削機は、一般にリバース掘削機に比べ、より深い掘削能力がある✗
【適当で正解パターンの選択肢例】リバース掘削機は、一般にアースドリル掘削機に比べ、より深い掘削能力がある。
→暗記方法:ブログ前半の【まず覚える基本的なポイント】の共通項目をチェックして覚える。リバース工法は、単純に掘るだけではなく、より深い掘削をするために、繰り返し繰り返しリバースして掘るために考案された工法だとイメージして理解して暗記しよう!
※※一級建築士の過去問事例より↓
【適当で正しい選択肢】アースドリル工法による場所打ちコンクリート杭工事において、安定液は、ベントナイトを主体として、分散剤や変質防止剤等を加え、できる限り低粘性・低比重となるように配合した。
→暗記方法:安定液は孔の下に落ちるように、できる限り低粘性・低比重と理解して暗記。
【適当で正しい選択肢】オールケーシング工法による場所打ちコンクリート杭工事において、トレミー管及びケーシングチューブの先端は、コンクリート中に2m以上入っていることを確認した。
→暗記方法:コンクリートの中に(2)、異常(に)が、ないように。2メートル以上入れる。
■覚えるポイント[キーワード]↓
・アースドリル工法
→アースドリル、ドリリングバケット、底ざらいバケット、の組み合わせを覚える。
→暗記方法:アースドリルのアースを、(earth、地球、地面)とイメージすると、地球を掘るから、ドリリングという言葉を連想し、底をザラザラしたバケットでスライムを削り取るというイメージで、底ざらいバケットまで、セットで覚えましょう。
・オールケーシング工法
→オールケーシング、ハンマーグラブ、沈殿バケット、の組み合わせを覚える。
→暗記方法:英語のケーシング(casing)という意味を覆う包むと理解して、オールなので、全てを包み込む。
そして、閉鎖された筒の中だから、ハンマーグラブを落とせる。
そして、閉鎖されているから、沈殿バケットを沈めればスライムが回収できる。
ケーシングで保護しているから、その中では、確実に安全にやりたい放題。
みたいなイメージで覚えます。
・リバースサーキュレーション工法
→ブログ前半の【まず覚える基本的なポイント】の特徴を覚える。
→暗記方法:サーキュレーション(circulation、循環)という意味から工法は連想しやすいはず。
・トレミー管
tremieという語源から、投入口、じょうご形状の入口、漏斗型流入口を連想する。
取れミカン!または、取れME管、孔内の底にいるスライムが私(me,ミー)を取ってみたいなイメージで覚えられるはず。
・サクションポンプ
語源というか英語の意味で連想、サクション(Suction)→吸引、吸い込む、吸い上げ。
・ベントナイト
孔内の安定液の主要な材料(成分、素材)として理解しておきましょう。
一般的な解説として、諸説あるかもしれませんが、ベントナイトの語源は、アメリカのワイオミング州のフォートベントンから産出されたからとされています。
ベントナイトは、トンネル工事などでも孔内部の安定に使われることもあると言えます。
ベントナイトの主成分はモンモリロナイトという、膨潤性をもち、水を吸収・膨張する性質があるため、孔内部を安定させるマッドケーキができると言えます。
ちなみに、諸説あるかもですが、モンモリロナイト(モンモリロン)は、フランスのヴィエンヌ(Vienne)にあるモンモリヨンという、モンモリロン石の産地に由来し、命名されたそうです。
まあ、ベントナイトは膨潤性をもつ粘土系だと思っておけば、暗記&イメージしやすいかもしれません。
・マッドケーキ
低粘土&低比重のベントナイトが主体の安定液をによってできる、孔内外周のマッドケーキと呼ばれる不透水膜的、不透水層、泥のバリア的なイメージで覚える。
【一緒に覚える過去問の選択肢】
・土工事、杭関連の過去問については、出題例が多いため、過去ブログの見直しがオススメです。
過去ブログでは、各工法の様々な暗記方法を紹介しています。
その他の暗記方法や暗記ポイントは↓
※あくまでも本ブログの内容は試験対策の暗記方法としての解説です。正確な詳細や用途は各公式HP等をご確認ください。
効率的な勉強法は、過去問を解き続けること。
過去問の重要性
とにかく出題範囲が広いため、本、アプリ、他のサイトでも、なんでもよいので過去問を解くことが最重要。
なぜなら、例年、過去問から選択肢が出題されていますから、正解の選択肢を多く覚える事が、合格の近道です。
そして、応用問題という足切りシステムを攻略するカギは、残念ながら、過去問を解き続けることしかありません。
語呂合わせの活用
試験対策としては、正確な数字の丸暗記が必須です。語呂合わせや覚えやすいフレーズをつかって覚えましょう。
いかにして、試験中にスムーズに思い出せるかどうかが、合否に大きく影響します。
ここの詰めが甘いと、本番で、ひっかけ問題にやられます。苦手な部分は、何度も何度も繰り返して学習しましょう。
法規法令の確認も大事。
労働安全衛生法や建築基準法などは、改正される事があります。
このブログは2025年の法律を基にしていますから、最新の法規法令を常に確認し、正確な情報を得ることが重要。
各公式HPを定期的にチェックし、アップデートされた情報に注意を払うことが大切で、これは現場で活きる知識です。
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