【二次試験】[留意事項記述系]の問題対策

↑無料NOTEを書きました。読むと、やる気が出て暗記効率が上がりますから、試験勉強の合間に読むことをオススメします。

1級建築施工管理技術検定試験【二次検定問題】の覚え方と勉強法

 

このブログは2024年基準の情報をもとに、一級建築施工管理技術検定に出題される可能性がある問題の覚え方や、効率的な勉強法を紹介しています。

法規法令や過去問の重要性を強調し、独自の見解を提供しますが、正確な情報は各公式HP等でご確認ください。

 

※あくまでも暗記方法は試験対策用の説明として御理解ください。

 ※二次試験向けの内容です。一次試験の勉強や、復習には↑にあるリンクの、一次試験まとめ一覧がオススメです。

 

今回のテーマ 

留意事項記述系問題のポイント

   

 ・留意事項記述系の対策

 

施工記述経験と対策は同じですが、どんな問題が出題されても何か書ける準備が必要です。

空白は0点ですから、安全装置の確認や、仮囲いの設置、誘導員の配置など、汎用性が高い

キーワードを基に、文章を準備しながら、過去問を解いておきましょう。

 

 

 

過去、どんな問題が出題されてきたのか?

   

 ・過去の問題例

 

・次の1.から3.の建築工事における仮設物について、設置計画の作成に当たり検討すべき事項を、それぞれ2つ、留意点とともに具体的に記述しなさい。

ただし、解答はそれぞれ異なる内容の記述とし、申請手続、届出および運用管理に関する記述は除くものとする。また、使用資機材に不良品はないものとする。

 

1. 荷受け構台

 

2. 鋼板製仮囲い(ゲートおよび通用口を除く)

 

3.  工事用エレベーター

  

 

 

・建築工事における次の1.から3.の災害について、施工計画に当たり事前に検討した災害の発生するおそれのある状況や作業の内容と災害を防止するための対策を、それぞれ2つ具体的に記述しなさい。

ただし、解答はそれぞれ異なる内容の記述とする。また、安全帯や保護帽の使用、朝礼時の注意喚起、点検や整備などの日常管理、安全衛生管理組織、新規入場者教育、資格や免許に関する記述は除くものとする。

 

1.墜落、転落による災害

 

2.電気による災害

 

3.車両系建設機械による災害

  

  

 

・次の1.から4.の問いに答えなさい。

ただし、解答はそれぞれ異なる内容の記述とし、材料(仕様、品質、運搬、保管等)、作業環境(騒音、振動、気象条件等)及び作業員の安全に関する記述は除くものとする。

  

 1.杭工事において、既製コンクリートの埋込み工法の施工上の留意事項を2つ、具体的に記述しなさい。

ただし、養生に関する記述は除くものとする。

  

2.型枠工事において、柱又は梁型枠の加工、組立ての施工上の留意事項を2つ、具体的に記述しなさい。

ただし、基礎梁及び型枠支保工に関する記述は除くものとする。 

  

3.コンクリート工事において、コンクリート打込み後の養生に関する施工上の留意事項を2つ、具体的に記述しなさい。

なお、コンクリートに使用するセメントは普通ポルトランドセメントとし、計画用期間の級は標準とする。

 

 

 

どうでしょうか?

過去問を読んで答えがスラスラと書ける人は合格ラインだと言えます。

ちょっとでも迷う人は、解答文章を準備しましょう。

  

 

 

解答のポイントは、語尾&漢字&汎用性の高いキーワード

   

 ・留意事項記述系の対策

   

まずは、問題文で何が聞かれているのか?これを正確に解答することが重要です。

 

当たり前のことだと思われるかもしれませんが、実は、意外と自覚が難しいポイントでもあります。

 

 

■原則的な解答事例の注意ポイント!

 

検討すべき事項は?→〇〇を検討する。と解答します。※検討した。ではありません。

  

留意する事項は?→〇〇に留意する。と解答します。※留意した。実施した。ではありません。

  

実施した事例は?→〇〇を実施した。と解答します。※思うとか、考える。ではありません。

 

語尾が非常に重要です。

あと質問文で禁止されている解答例にも注意しましょう!

 

※※資格や免許に関する記述は除くものとする。という文章で禁止されたキーワードは使用禁止です。

 

 

他にも、安全の留意事項を聞かれているのに、品質のことを書いてもダメです。

その逆パターンにも注意しましょう。

  

最後に、とても残念ですが最善の攻略方法としては、とにかく書くしかありません。

特に専門用語を正確かつ適切に配置した文章、そして漢字を正しく書くことも重要と言えます。

  

現場経験が豊富で、実務として手書きでの資料作成が多い人や、他の資格試験で

記述経験が豊富な人は、知識のみ覚えておけば大丈夫でしょう。

  

それら以外の人は、各問題の回答例や基礎知識を、資格学校や参考書やインターネットなどで入手して、

ひたすら書くことがオススメです。

  

過去問を書き続けていけば分かりますが、使える専門用語と、汎用性というか流用性が高い単語があります。

   

一応、下記に羅列しておきますので、文章を組み立てる際の参考にしてください。

   

■使える単語&フレーズ集

  

【安全関連】

  

・誘導員

・適正配置

・安全確保

・作業区画

・人払いの徹底

・周知徹底

・危険予知活動(KY活動)

・指差呼称

・作業手順書

・保護具着用徹底

・安全帯使用

・足場点検

・墜落防止措置

・重機接触防止

・作業半径規制

・立入禁止措置

・安全通路確保

・仮設計画遵守

・安全パトロール

・リスクアセスメント

・作業主任者選任

・安全教育実施

・緊急時対応手順

・ヒヤリハット報告

 

  

 

 

【品質関連】

 

・品質保持

・堅固

・緊結

・密実に打設※コンクリート関連

・精度

・水平性

・鉛直性

・平滑性

・平坦性

・所定の基準

・施工精度管理

・寸法管理

・出来形確認

・材料検収

・試験成績書確認

・品質検査記録

・強度確認

・仕上げ精度

施工手順遵守

・施工計画

・検査立会い

・目視

・記録

  

ここまでは一例であり、想定される出題ケースや過去問の種類に合わせた文章の準備が必要です。

 

問題文の種類に合わせて自分の解答事例を準備して、あとはひたすら書きましょう!

 

 

  

※あくまでも本ブログは試験対策の暗記用の解説です。正確な情報は各公式HP等をご確認ください。

↑無料NOTEを書きました。読むと、やる気が出て暗記効率が上がりますから、試験勉強の合間に読むことをオススメします。

 

2次試験の効率的な勉強法も、過去問を解き続けること。

 

 過去問の重要性

とにかく出題範囲が広いため、本、アプリ、他のサイトでも、なんでもよいので過去問を解くことが最重要。

なぜなら、例年、過去問から選択肢が出題されていますから、正解の選択肢を多く覚える事が、合格の近道です。

そして、記述問題対策としては、とにかく書くことが重要。より丁寧に、単語は正確に、漢字も覚えましょう。

テーマごとの回答例を、しっかりと準備しておきましょう。

 

語呂合わせの活用

試験対策としては、正確な数字の丸暗記が必須です。

実は、一次試験のために学んだ知識が活かせる問題が多いです。

ただし、文章の中の穴あきを埋める穴埋め問題形式が多い為、今まで以上に長く全体を覚える必要があります。

 

法規法令の確認も大事。

労働安全衛生法や建築基準法などは、改正される事があります。

このブログは2024年の法律を基にしていますから、最新の法規法令を常に確認し、正確な情報を得ることが重要。

各公式HPを定期的にチェックし、アップデートされた情報に注意を払うことが大切で、これは現場で活きる知識です。

本日も、お読みいただき、ありがとうございます。

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