【鉄骨構造・建方】混用接合の仮ボルトはボルト1群に対し1/2程度かつ2本以上締め付ける。引張材有効断面積はボルト孔などの断面欠損を考慮し算出。ベースモルタル養生期間3日間以上。の覚え方

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1級建築施工管理技術検定の覚え方と勉強法

 

このブログは2024年基準の情報をもとに、一級建築施工管理技術検定に出題される可能性がある問題の覚え方や、効率的な勉強法を紹介しています。

法規法令や過去問の重要性を強調し、独自の見解を提供しますが、最新の情報は必ず各公式HPで確認してください。

 

※あくまでも暗記方法は試験対策用の説明として御理解ください。

 

過去に出題された問題や、出題が予測されるテーマを説明していきます。

もしも、同じ選択肢が出題されたらラッキーですし、言葉や数字をほんの少し変えた選択肢が、間違えの選択肢として出題される可能性もあります。

だからこそ、しっかりと数値と用語の組み合わせを暗記することが、合格への近道です。

 

今回のテーマ 

 

混用接合の仮ボルトはボルト1群に対して1/2程度かつ2本以上締め付ける。引張材の有効断面積は、ボルト孔などの断面欠損を考慮して算出する。ベースモルタルは養生期間を3日間以上。 の覚え方

 

今回は、よくでる高力ボルト関連のおさらいという感じです。

とにかく問題の出題範囲が広い為、出題頻度が多くて、混同しやすい部分こそ念入りに覚えておきましょう。

  

  

・想定質問文: 鉄骨構造に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  

  

  

【大間違いの選択肢】✘高カボルトの相互間の中心距離は、ボルト径の2倍以上とする。

 →正解は、相互間の中心距離は、高カボルト径(公称径)の2.5倍以上とする

  

  

  

  

【大間違いの選択肢】✘高カボルト摩擦接合における許容せん断力は、二面摩擦の場合は、一面摩擦の1/2である。

 →正解は、一面摩擦の2倍である。

  

  

  

・想定質問文:鉄骨の建方に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  

【大間違いの選択肢】✘梁のフランジを溶接接合、ウェブをボルトの配列が1列の高力ボルト接合とする混用接合の仮ボルトは、ボルト 1群に対して1/3程度かつ2本以上締め付ける。

  

→正解は1/2です。混用接合の仮ボルトは、ボルト 1群に対して1/2程度かつ2本以上締め付ける。

混用接合という大きな違いに気が付けるようにしましょう。

  

   

  

【正解】高力ボルト接合による継手の仮ボルトは、本接合のボルトと同軸径の普通ボルトを用い、締付け本数は、一群のボルト数の1/3以上、かつ、2本以上とした。

  

  

【正解】引張材の有効断面積は、ボルト孔などの断面欠損を考慮して算出する。

 →引っ張る力に対して、ボルト孔などは、影響があると覚えておきましょう。

※イメージとしては、ボルトが入っても、引っ張る方向の力には影響がないというイメージで理解です。

  

【大間違いの選択肢】✘ターンバックル付き筋かいを有する建築物であったので、その筋かいを活用して建入れ直しを行った。

 →ターンバックル付きだからといって、筋かいをつかってはいけません。

  

【正解】架構の倒壊防止用に使用するワイヤロープは、建入れ直し用に兼用してもよい。

  

   

  

【正解】柱の現場溶接継手において、エレクションピースに使用する仮ボルトは、高力ボルトを使用して全数締め付けた。

  

    

   

【正解】高力ボルト摩擦接合において、接合部の材厚の差により生じた肌すきが1.0mmであったので、フィラープレートを挿入せず、そのまま締め付けた。

    

【正解】高力ボルト用の孔あけ加工は、接合面をブラスト処理する前に行った。 

   

  

  

【正解】スパンの寸法誤差が工場寸法検査で計測された各部材の寸法誤差の累積値以内となるよう、建入れ直し前にスパン調整を行う。

  

   

【正解】建方に先立って施工するベースモルタルは、養生期間を3日間以上とする。

  

→別名まんじゅうと呼ばれるベースモルタルは、中身(なかみ、中3、なか3日)が固まるまでが養生期間だと覚える。

   

 

    

  

  

 

■特に覚えておくポイント↓

  

混用接合の仮ボルトは、ボルト1群に対して1/2程度かつ2本以上締め付ける。

  

引張材の有効断面積は、ボルト孔などの断面欠損を考慮して算出する。

  

ベースモルタルは、養生期間を3日間以上。 

  

※あくまでも本ブログの内容は試験対策の暗記方法としての解説です。正確な詳細や用途は各公式HP等をご確認ください。

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効率的な勉強法は、過去問を解き続けること。

 

 過去問の重要性

とにかく出題範囲が広いため、本、アプリ、他のサイトでも、なんでもよいので過去問を解くことが最重要。

なぜなら、例年、過去問から選択肢が出題されていますから、正解の選択肢を多く覚える事が、合格の近道です。

そして、応用問題という足切りシステムを攻略するカギは、残念ながら、過去問を解き続けることしかありません。

 

語呂合わせの活用

試験対策としては、正確な数字の丸暗記が必須です。語呂合わせや覚えやすいフレーズをつかって覚えましょう。

いかにして、試験中にスムーズに思い出せるかどうかが、合否に大きく影響します。

ここの詰めが甘いと、本番で、ひっかけ問題にやられます。苦手な部分は、何度も何度も繰り返して学習しましょう。

 

法規法令の確認も大事。

労働安全衛生法や建築基準法などは、改正される事があります。

このブログは2024年の法律を基にしていますから、最新の法規法令を常に確認し、正確な情報を得ることが重要。

各公式HPを定期的にチェックし、アップデートされた情報に注意を払うことが大切で、これは現場で活きる知識です。

本日も、お読みいただき、ありがとうございます。

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