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1級建築施工管理技術検定の覚え方と勉強法
このブログは2024年基準の情報をもとに、一級建築施工管理技術検定に出題される可能性がある問題の覚え方や、
法規法令や過去問の重要性を強調し、独自の見解を提供しますが、
※あくまでも暗記方法は試験対策用の説明として御理解ください。
過去に出題された問題や、出題が予測されるテーマを説明していきます。
もしも、同じ選択肢が出題されたらラッキーですし、言葉や数字をほんの少し変えた選択肢が、間違えの選択肢として出題される可能性もあります。
だからこそ、しっかりと数値と用語の組み合わせを暗記することが、合格への近道です。
今回のテーマ
【消火設備と防火地域と準防火地域の各特徴の覚え方】
今回は、消防と防火について、試験によく出る問題と、間違えやすい選択肢を中心に紹介していきます。
選択肢の文章をよく読むこと、正誤の違いとなるキーワードを深く理解しておきましょう。
・問題文例:消火栓設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
【大間違いの選択肢】✘泡消火設備は、泡状の消火剤による冷却効果、窒息効果により消火するもので、電気室に適している。
→正解の選択肢の想定として、電気室に設置されているのは不活性ガス消火設備です。(一般的な電気室の場合)
※泡には水分が含まれており、感電やショートといった二次災害の可能性や、電気設備に致命的なダメージを与える可能性が高いという理解で覚えておきましょう。(粉系の消火設備も二次被害のリスク有り)
【大間違いの選択肢】 ✘閉鎖型ヘッドのスプリンクラー消火設備は、火災による煙を感知したスプリンクラーヘッドが自動的に開き、散水して消火するものである。
→閉鎖型ヘッドなので、火災の煙は感知部分へは届かずに、伝わるのは熱だけだとイメージしましょう。
【正解】泡消火設備は、特に低引火点の油類による火災の消火に適し、主として泡による窒息作用により消火するものである。
【正解】不活性ガス消火設備は、二酸化炭素などによる冷却効果、窒息効果により消火するもので、博物館の収蔵庫に適している。
【正解】粉末消火設備は、粉末消火剤による負触媒効果、窒息効果により消火するもので、自動車車庫に適している。
【正解】水噴霧消火設備は、微細な霧状の水による冷却効果、窒息効果により消火するもので、指定可燃物貯蔵所に適している。
【正解】屋内消火栓設備において、1 号消火栓については、階ごとに、その階の各部分から消火栓のホース接続口までの水平距離が 25m以下となるように設置した。
【正解】延べ面積2,500㎥、地上3階建ての倉庫に設ける屋内消火栓は、当該倉庫の階ごとに、その階の各部分から一のホース接続口までの水平距離が25m以下となるように設けなければならない。
→25m以下の覚え方としては、水→プールと連想、よく学校とかにある25mプールで、25mと覚えてみましょう。
【正解】屋内消火栓設備は、建物の内部に設置し、人がノズルを手に持ち、火点に向けてノズルより注水を行い、冷却効果により消火するものである。
【正解】連結散水設備は、散水ヘッドを消火活動が困難な場所に設置し、地上階の連結送水口を通じて消防車から送水して消火するものである。
→覚え方として、屋内消火栓設備は、その名の通りで屋内で消火活動をする為と覚え、連結散水設備は連結という名前の通りで、消防車と連結して送水しないと消火機能がないと覚えましょう。

・問題文例:防火地域及び準防火地域内の規制に関する記述として、「建築基準法」上、誤っているものはど
れか。
【大間違いの選択肢】✘防火壁を設けない建築物が、防火地域及び準防火地域にわたる場合は、その建築物の過半が属する地域の規定が適用される。
→選択肢の場合であれば、より高い防火性が求められる防火地域の規定が適用となります。
※過半がある方を適用では、法の抜け穴となってしまう可能性がありますから、人命に関わる防火性能ですので、準防火地域と防火地域であれば、より厳しい基準が適用されて当たり前でしょう。と覚えます。
【正解】準防火地域内で、外壁が耐火構造の建築物は、その外壁を隣地境界線に接して設けることができる。
【正解】防火地域内にある看板で建築物の屋上に設けるものは、その主要な部分を不燃材料で造り、又はおおわなければならない。
【正解】防火地域内で階数が3の建築物は、原則として、耐火建築物としなければならない。

■覚えるポイント↓
[各消火設備の特徴]
・泡消火設備は、特に低引火点の油類による火災の消火に適し、主として泡による窒息作用により消火するものである。
・不活性ガス消火設備は、二酸化炭素などによる冷却効果、窒息効果により消火するもので、博物館の収蔵庫に適している。
・粉末消火設備は、粉末消火剤による負触媒効果、窒息効果により消火するもので、自動車車庫に適している。
・水噴霧消火設備は、微細な霧状の水による冷却効果、窒息効果により消火するもので、指定可燃物貯蔵所に適している。
[防火地域と準防火地域に関する基準]
・準防火地域内で、外壁が耐火構造の建築物は、その外壁を隣地境界線に接して設けることができる。
・防火地域内にある看板で建築物の屋上に設けるものは、その主要な部分を不燃材料で造り、又はおおわなければならない。
・防火地域内で階数が3の建築物は、原則として、耐火建築物としなければならない。
※あとは過去ブログをチェックすることをオススメします。
※あくまでも本ブログの内容は試験対策の暗記方法としての解説です。正確な詳細や用途は各公式HP等をご確認ください。
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効率的な勉強法は、過去問を解き続けること。
過去問の重要性
とにかく出題範囲が広いため、本、アプリ、他のサイトでも、なんでもよいので過去問を解くことが最重要。
なぜなら、例年、過去問から選択肢が出題されていますから、正解の選択肢を多く覚える事が、合格の近道です。
そして、応用問題という足切りシステムを攻略するカギは、残念ながら、過去問を解き続けることしかありません。
語呂合わせの活用
試験対策としては、正確な数字の丸暗記が必須です。語呂合わせや覚えやすいフレーズをつかって覚えましょう。
いかにして、試験中にスムーズに思い出せるかどうかが、合否に大きく影響します。
ここの詰めが甘いと、本番で、ひっかけ問題にやられます。苦手な部分は、何度も何度も繰り返して学習しましょう。
法規法令の確認も大事。
労働安全衛生法や建築基準法などは、改正される事があります。
このブログは2024年の法律を基にしていますから、最新の法規法令を常に確認し、正確な情報を得ることが重要。
各公式HPを定期的にチェックし、アップデートされた情報に注意を払うことが大切で、これは現場で活きる知識です。
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