【土工事・締固め】ロードローラは静的、振動コンパクターは動的、ランマーは衝撃的の覚え方

↑無料NOTEを書きました。読むと、やる気が出て暗記効率が上がりますから、試験勉強の合間に読むことをオススメします。

1級建築施工管理技術検定の覚え方と勉強法

 

このブログは2024年基準の情報をもとに、一級建築施工管理技術検定に出題される可能性がある問題の覚え方や、効率的な勉強法を紹介しています。

法規法令や過去問の重要性を強調し、独自の見解を提供しますが、最新の情報は必ず各公式HPで確認してください。

 

※あくまでも暗記方法は試験対策用の説明として御理解ください。

 

過去に出題された問題や、出題が予測されるテーマを説明していきます。

もしも、同じ選択肢が出題されたらラッキーですし、言葉や数字をほんの少し変えた選択肢が、間違えの選択肢として出題される可能性もあります。

だからこそ、しっかりと数値と用語の組み合わせを暗記することが、合格への近道です。

 

今回のテーマ 

 

締固め方法の特徴、ロードローラは静的、振動コンパクターは動的、ランマーは衝撃的の覚え方

  

今回は、難易度レベルは2級のはずが、シンプルに考えると間違える可能性が高いけど、知っていれば楽勝シリーズです。

なにがなんでも覚えておきましょう。

  

 

【大間違いの選択肢】✘動的な締固めは、ロードローラー、タイヤローラー等の重量のある締固め機械を用いて、人為的に過圧密な状態を造り、締め固めるものである。

→ロードローラーは静的な締固めです。

 

  

 【大間違いの選択肢】✘動的荷重による締固めを行うため、重量のあるロードローラーを使用した。

ロードローラーは静的荷重です。 

 

 

 

ロードローラーやタイヤローラー等の重量のある建設機械で締め固めるというイメージは、静的だとイメージしにくいかもしれませんが、静的なのです。

 

 

【一般的な補足解説】

 

一般的に地盤をしっかり固めるには、静的・動的・衝撃的の3つの方法があります。

土粒子へのアプローチや使いどころを、事例や特徴とともにスパッと補足解説します。

 

1. 静的締固め

ロードローラーがじわじわと重さをかけ、時間をかけて圧密させる手法です。

まるで大地をゆっくり踏みしめる巨人のように、一定圧力で安定した締固めが可能。

  

代表的な機械:ロードローラー

 

【特徴】

一定荷重の長時間圧力、音や振動が小さめ、広い面積を均一に処理

 

【主な用途】

道路の路盤、アスファルト舗装、空港滑走路、広大な駐車場など

 

 

2. 動的締固め

高速振動で土粒子を揺らし、隙間を埋めて密度を高める手法。

例えるならば土の中で粒子が「ブルブルダンス」を踊り、最適配置に再編成されます。

 

代表的な機械:振動コンパクター

※名前に動がついているので、動的だと覚えやすいはず。

 

【特徴】

周波数と振幅を調整可能、深さ数十センチ程度の締固めに有効、機動性が高く、小~中規模現場向き

 

【主な用途】

歩道や自転車道の路盤、建築物周辺の狭小地、埋戻し材の締固め

 

 

3. 衝撃的締固め

ランマーが強烈な一撃を与え、瞬間的に土を潰して密度アップ。

例えるならば「一撃必殺」のハンマーアクションで、硬い層にもダイレクトに効きます。

 

代表的な機械:ランマー

 

【特徴】

高エネルギーの衝撃荷重、小さな範囲でも威力を発揮、短時間で深層まで効果あり

 

【主な用途】 

ピット底やトレンチの埋戻し、柔らかい粘土層の改良、地下構造物周辺の狭所作業など

 

※上記はあくまでも一般的な補足解説としての説明となります。詳しくは公式メーカーサイトなどを御覧ください。

 

   

 【一緒に覚えておく正解の選択肢

  

【正解】埋戻し土に粘性土を用いるため、余盛りの量を砂質土を用いる場合より多くした。

 

【正解】埋戻し土は、最適含水比に近い状態で締め固めた。

 

【正解】入隅等狭い箇所での締固めを行う場合には、振動コンパクターを使用して十分に締固めを行います。 

 

 

※あくまでも本ブログの内容は試験対策の暗記方法としての解説です。正確な詳細や用途は各公式HP等をご確認ください。

↑無料NOTEを書きました。読むと、やる気が出て暗記効率が上がりますから、試験勉強の合間に読むことをオススメします。

 

効率的な勉強法は、過去問を解き続けること。

 

 過去問の重要性

とにかく出題範囲が広いため、本、アプリ、他のサイトでも、なんでもよいので過去問を解くことが最重要。

なぜなら、例年、過去問から選択肢が出題されていますから、正解の選択肢を多く覚える事が、合格の近道です。

そして、応用問題という足切りシステムを攻略するカギは、残念ながら、過去問を解き続けることしかありません。

 

語呂合わせの活用

試験対策としては、正確な数字の丸暗記が必須です。語呂合わせや覚えやすいフレーズをつかって覚えましょう。

いかにして、試験中にスムーズに思い出せるかどうかが、合否に大きく影響します。

ここの詰めが甘いと、本番で、ひっかけ問題にやられます。苦手な部分は、何度も何度も繰り返して学習しましょう。

 

法規法令の確認も大事。

労働安全衛生法や建築基準法などは、改正される事があります。

このブログは2024年の法律を基にしていますから、最新の法規法令を常に確認し、正確な情報を得ることが重要。

各公式HPを定期的にチェックし、アップデートされた情報に注意を払うことが大切で、これは現場で活きる知識です。

本日も、お読みいただき、ありがとうございます。

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