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1級建築施工管理技術検定の覚え方と勉強法
このブログは2024年基準の情報をもとに、一級建築施工管理技術検定に出題される可能性がある問題の覚え方や、
法規法令や過去問の重要性を強調し、独自の見解を提供しますが、
※あくまでも暗記方法は試験対策用の説明として御理解ください。
過去に出題された問題や、出題が予測されるテーマを説明していきます。
もしも、同じ選択肢が出題されたらラッキーですし、言葉や数字をほんの少し変えた選択肢が、間違えの選択肢として出題される可能性もあります。
だからこそ、しっかりと数値と用語の組み合わせを暗記することが、合格への近道です。
今回のテーマ
【昼光率、緯度と経度関連やら、永久日影とか、隣棟間隔、縦ルーバーの特徴などの覚え方】
今回は、日常生活から、なんとなく正解が連想できる問題を紹介します。
そのなんとなく分かる、というところがポイントで、ひっかけ問題に要注意なのです。
【過去問の覚えるポイント】
【不正解の選択肢】✘昼光率は、全天空照度に対する室内のある点の天空光による照度であり、直射日光による照度を含む。
→正解は直射日光による照度は含みません。
※直射日光を含めると強烈な偏りが出て正確な計測が出来ないとイメージしましょう。
【不正解の選択肢】✘水平ルーバーは西日を遮るのに効果があり、縦ルーバーは夏季の南面の日射を防ぐのに効果がある。
→正解は、縦ルーバーでは夏の南面の日射は、ほぼ防げません。
※イメージそのままですが、太陽の動きや夏の暑い日をイメージしましょう。
東から西へ太陽は移動しますし、夏のくそ暑い日に南面のベランダで、縦ルーバーの無力さをイメージしてみると分かるはず。
・永久日影とはコレ↓
【正解】夏至に終日日影となる部分は永久日影であり、1年を通して太陽の直射がない。
【正解】1年を通して終日日影となる部分を、永久日影という。
【正解】夏至の日に終日日影となる部分を、永久日影という。
【一緒に覚えておく正解の選択肢】
【正解】北緯35度付近で、終日快晴の春分における終日直達日射量は、東向き鉛直面よりも南向き鉛直面のほうが大きい。
【正解】北緯35度における南面の垂直壁面の可照時間は、春分より夏至の方が短い。
【正解】同じ日照時間を確保するためには、緯度が高くなるほど南北の隣棟間隔を大きくとる必要がある。
【正解】建物の高さが同じである場合、東西に幅が広い建物ほど日影の影響の範囲が大きくなる。

【あくまで参考レベルの一般的な基礎知識の補足解説】
参考程度に書きますので、正しくは各種専門サイトや、公式ホームページなどで調べてください。
・緯度と太陽の関係とは
緯度(いど)は、地球の赤道からの距離を表す。数字が大きいほど、北や南の端に近づく。
緯度が高い場所(北海道など)ほど、夏は太陽の高さが低めになり、冬はもっと低くなる。
緯度が低い場所(沖縄など)では、太陽は高く昇るので、日射の強さも強くなる。
・太陽の高さと日照時間
緯度→夏至の太陽の高さ→冬至の太陽の高さ→日照時間の特徴の順で解説。
低緯度(例:沖縄) 夏は太陽が高い、冬はやや低い、日照は比較的長い
中緯度(例:東京) 夏は太陽ほどほど高い、冬は低い、日照は季節によって大きく変化
高緯度(例:札幌) 夏も太陽が低め、冬は、すごく低い、日照は夏が長くて冬が短い
・隣棟間隔と緯度の関係
【正解】同じ日照時間を確保するためには、緯度が高くなるほど南北の隣棟間隔を大きくとる必要がある。
太陽の高さが低いと、建物の影が長く伸びる。
だから、高い緯度では日陰にならないように、建物の間を広くとる必要がある。
例としては、ライトを低い位置からあてると、影が長く伸びるというイメージで理解しましょう。
・永久日影とは?
読み方は、えいきゅうひかげ、が一般的だと言われています。
日影を、にちえいと読んでしまうと、国語的には日光のことになってしまうみたいです。。。
【正解】夏至に終日日影となる部分は永久日影であり、1年を通して太陽の直射がない。
一年を通じてまったく太陽が当たらない場所を永久日影という。
これは、太陽の高さが低い高緯度地域や、高い建物の影の下などで起こる。
・壁面方向と日射の違い
【正解】北緯35度付近で、春分の日に南向き壁の方が東向きよりも直達日射量が多い。
太陽の動き的に、東向きの日当たりが良いは午前中で、西向きは午後となりますから、南向きに比べて日射量は少なめになる。
・よくある誤解:昼光率やルーバーについて
✘ 昼光率には直射日光は含まれない。→ 昼光率は、天空光(空からの全体的な明るさ)だけで測る。 ✘ 水平ルーバーは西日に強い?→ 実は縦ルーバーのほうが西日を遮るのに向いている。
・建物の幅と日影の影響
【正解】建物が東西に広いほど、日影の影響が大きい。
太陽が南から照らすと、建物が横に広いと長い影ができやすいという普通のイメージ通りです。
まあ、こんな感じで補足の解説でした。
※あくまでも本ブログの内容は試験対策の暗記方法としての解説です。正確な詳細や用途は各公式HP等をご確認ください。
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効率的な勉強法は、過去問を解き続けること。
過去問の重要性
とにかく出題範囲が広いため、本、アプリ、他のサイトでも、なんでもよいので過去問を解くことが最重要。
なぜなら、例年、過去問から選択肢が出題されていますから、正解の選択肢を多く覚える事が、合格の近道です。
そして、応用問題という足切りシステムを攻略するカギは、残念ながら、過去問を解き続けることしかありません。
語呂合わせの活用
試験対策としては、正確な数字の丸暗記が必須です。語呂合わせや覚えやすいフレーズをつかって覚えましょう。
いかにして、試験中にスムーズに思い出せるかどうかが、合否に大きく影響します。
ここの詰めが甘いと、本番で、ひっかけ問題にやられます。苦手な部分は、何度も何度も繰り返して学習しましょう。
法規法令の確認も大事。
労働安全衛生法や建築基準法などは、改正される事があります。
このブログは2024年の法律を基にしていますから、最新の法規法令を常に確認し、正確な情報を得ることが重要。
各公式HPを定期的にチェックし、アップデートされた情報に注意を払うことが大切で、これは現場で活きる知識です。
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