【タイル工事】密着張りは上からで2㎡以下かつ20分以内、改良積上張りは1日1.5mでタイル裏面7〜10㎜、マスク張りは4㎜5分以内の覚え方

1級建築施工管理技術検定の覚え方と勉強法

 

このブログは2024年基準の情報をもとに、一級建築施工管理技術検定に出題される可能性がある問題の覚え方や、効率的な勉強法を紹介しています。

法規法令や過去問の重要性を強調し、独自の見解を提供しますが、最新の情報は必ず各公式HPで確認してください。

 

※あくまでも暗記方法は試験対策用の説明として御理解ください。

 

過去に出題された問題や、出題が予測されるテーマを説明していきます。

もしも、同じ選択肢が出題されたらラッキーですし、言葉や数字をほんの少し変えた選択肢が、間違えの選択肢として出題される可能性もあります。

だからこそ、しっかりと数値と用語の組み合わせを暗記することが、合格への近道です。

 

今回のテーマ 

 

密着張りは上からで2㎡以下かつ20分以内、改良積上げ張りは1日1.5mでタイル裏面に7〜10ミリ、マスク張りは4ミリ5分以内の覚え方】

 

タイル工事関連の問題は、工法と厚みの数字等が、ごっちゃになりがちです。

各ポイントを気合で覚えてしまいましょう。

 

 

絶対に覚えておくポイントと覚え方

 

 

密着張りは上から下の順番で施工、1度の施工は2㎡以下かつ20分以内とする。

 

→覚え方:密着なので、密着取材、密着して張り付く。

密着するので上から下まで密着しますし、1対1で密着しますので、だいたい2㎡が限界で、密着している状況は人が二重。

だから、二重で20分。

そんな感じで、イメージで丸暗記です。無論、本当は施工の正確性や、密着性が理由のルールです。

 

 

・改良積上げ張りは1日1.5mとして、張付けモルタルはタイル裏面に7〜10ミリとする。

 

→覚え方:改良したイチゴのタイルは、イチゴなので、1.5mしか一日に貼ってはいけない。

張付けモルタルは、改良なので、納豆なみにネバネバする感じで貼るので、なっとうで、7〜10ミリ。

あとは、イメージ的に、改良なので、食べ物を改良した最新メニュー、それはイチゴ納豆だと覚えます。

 

 

・マスク張りは張付けモルタルは4ミリで、張付けモルタルを塗りつけてからの施工は5分以内。

 

→覚え方:マスクをし(4)ている、ゴ(5)ホンと咳をしたから。

または、マスクをして、御退場ください。

マスクをし(4)て、ご(5)退場ください。

 

 

【過去問:選択肢の事例】

 

 

【不正解の選択肢】密着張りにおいて、タイルの張付けは、下部から上部にタイルを張った。

正解の場合は、密着張りにおいて、タイルの張付けは上部から下部にタイルを張ります。となります。

 

 

【正解】改良積上げ張りにおいて、小口タイルの張付けは、1日の張付け高さを1.5mとした。

 

【正解】モザイクタイル張りのたたき押えは、紙張りの目地部分がモルタルの水分で濡れてくるまで行った。

 

 

【不正解の選択肢】改良圧着張りにおいて、張付けモルタルの1回に塗り付ける面積は、タイル工1人当たり3㎡とした。

正解の場合は、タイル工1人当たり2㎡です。

 

 

【不正解の選択肢】改良積上げ張りの張付けモルタルは、下地モルタル面に塗厚4㎜で塗り付けた。

正解の場合では、張付けモルタルはタイル裏面に7〜10㎜が正解。

 

 

 

【正解】密着張りの化粧目地詰めは、タイル張付け後、24時間以上経過したのち、張付けモルタルの硬化を見計らって行った。

 

【正解】密着張りの張付けモルタルは2度塗りとし、タイルは、上から下に1段置きに数段張り付けた後、それらの間のタイルを張った。 

 

【正解】密着張りの張付けモルタルは、1回の塗付け面積を2㎡以内とした。

 

 

【正解】モザイクタイル張りの張付けモルタルは、下地面に対する塗付けを2度塗りとし、1層目はこて圧をかけて塗り付けた。

 

【正解】モザイクタイル張りの張付けモルタルは、2度塗りとし、総塗厚を3㎜程度とした。

 

【正解】モザイクタイル張りの張付けモルタルは、2度塗りとし、1層目はこて圧をかけて塗り付けた。

 

 

 

【正解】改良圧着張りの張付けモルタルは、下地面に対する塗付けを2度塗りとし、その合計の塗厚を5mmとした。

 

【正解】改良圧着張りの下地面への張付けモルタルは2度塗りとし、その合計の塗り厚を5㎜とした。 

 

 

【正解】マスク張りの張付けモルタルは、ユニットタイル裏面に厚さ4㎜のマスク板をあて、金ごてで塗り付けた。

 

 

 

【不正解の選択肢】マスク張りでは、張付けモルタルを塗り付けたタイルは、塗り付けてから20分を限度に張り付けた。

 

→正解は5分以内です。

 

 

 

【補足の一般解説:タイルの圧着張りと改良圧着張りの違いとは?】

 

圧着張りは、下地モルタルにのみモルタルを塗って、タイルを貼り付ける工法です。

改良圧着張りは、下地モルタルとタイルの裏面の両方に、モルタルを塗って貼り付ける工法です。

→改良というキーワードが入っている場合、タイルの裏面にもモルタルを塗るということを覚えておきましょう。

 

※あくまでも本ブログの内容は試験対策の暗記方法としての解説です。正確な詳細や用途は各公式HP等をご確認ください。

効率的な勉強法は、過去問を解き続けること。

 

 過去問の重要性

とにかく出題範囲が広いため、本、アプリ、他のサイトでも、なんでもよいので過去問を解くことが最重要。

なぜなら、例年、過去問から選択肢が出題されていますから、正解の選択肢を多く覚える事が、合格の近道です。

そして、応用問題という足切りシステムを攻略するカギは、残念ながら、過去問を解き続けることしかありません。

 

語呂合わせの活用

試験対策としては、正確な数字の丸暗記が必須です。語呂合わせや覚えやすいフレーズをつかって覚えましょう。

いかにして、試験中にスムーズに思い出せるかどうかが、合否に大きく影響します。

ここの詰めが甘いと、本番で、ひっかけ問題にやられます。苦手な部分は、何度も何度も繰り返して学習しましょう。

 

法規法令の確認も大事。

労働安全衛生法や建築基準法などは、改正される事があります。

このブログは2024年の法律を基にしていますから、最新の法規法令を常に確認し、正確な情報を得ることが重要。

各公式HPを定期的にチェックし、アップデートされた情報に注意を払うことが大切で、これは現場で活きる知識です。

本日も、お読みいただき、ありがとうございます。

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