
1級建築施工管理技術検定の覚え方と勉強法
このブログは2024年基準の情報をもとに、一級建築施工管理技術検定に出題される可能性がある問題の覚え方や、
法規法令や過去問の重要性を強調し、独自の見解を提供しますが、
※あくまでも暗記方法は試験対策用の説明として御理解ください。
過去に出題された問題や、出題が予測されるテーマを説明していきます。
もしも、同じ選択肢が出題されたらラッキーですし、言葉や数字をほんの少し変えた選択肢が、間違えの選択肢として出題される可能性もあります。
だからこそ、しっかりと数値と用語の組み合わせを暗記することが、合格への近道です。
今回のテーマ
【接着材直張り練る量は1時間分、盛上げは2倍、防火壁紙はラベル2か所で薄紙は残すな。】
今回のテーマ関連の問題は、正確な数字を覚えていないと、とてもとても間違えやすい問題ですので、丁寧に覚えていきましょう。
【要注意の選択肢】内装工事において、せっこうボードをせっこう系接着材による直張り工法で張り付ける場合の一度に練る接着
材は、◯時間以内に使い切れる量とすることとした。
→正解は、1時間以内です。
※硬化する前に施工を完了させる為に1時間です。
過去の出題例では長い時間が記載された間違えの選択肢として出題されています。
【覚え方は、あと1時間くらいで休憩かな】
まず、ちょっとゆっくりで、やる気ない架空の職人さんをイメージします。
施工前に材料を準備して、休憩して、材料を練り始めて、そうしたらもう10時過ぎくらい。
片付けの時間とかいれたら、昼休憩までに、施工できるのは1時間くらいかな。って感じで覚えましょう。
【正解の出題例】内装工事において、せっこうボードをせっこう系接着材による直張り工法で張り付ける場合の一度に練る接着材は、1時間以内に使い切れる量とすることとした。
【正解】接着材の盛上げ高さは、下地からボードの仕上がり面までの高さの2倍とします。
【不正解の選択肢】✘せっこう系接着材による直張り工法の接着材の盛上げ高さは、接着するボードの仕上がり面までの高さとす
る。
【覚え方:盛上げは、モリモリ】
モリモリなので、モリ✕2で、2倍です。
本当は、叩いて不陸調整をする等々、理由がありますが、ここでは暗記術的に、モリモリで覚えます。
【不正解の選択肢】✘防火認定の壁紙の張替えは、既存壁紙の裏打紙を残した上に防火認定の壁紙を張り付けた。
→燃えちゃうから、残しちゃダメ。と理解しておきましょう。
【正解】内装工事において、防火材料の認定を受けた壁紙は、防火性能のあることを表す施工管理ラベルを1区分(室)ごとに2枚以上貼り付けて表示する計画とした。
→1枚だと剥がれてしまったり、見えにくいところに貼ってあると分かりにくいから、定期的な点検のときにも分かりやすいように2枚以上だと覚えておきましょう。
【ついでに覚える選択肢】
・ビニル床シート張りに関する記述として、最も不適なものはどれか。
【不正解の選択肢】熱溶接工法において、溶接部の床シートの溝部分と溶接棒は、250~300°Cの熱風で加熱溶融させ、圧着溶接した。
→正解は、180~200°Cの熱風です。
覚え方は、『否応なく加熱、熱風で』いやおうなく、い(1)や(8)お(0)→180℃
熱風→風→ふう→フー→ひーふーみーのふーで、2です。なので200℃として覚えます。
・ビニル床シート張りに関する記述として、最も不適なものはどれか。
【不正解の選択肢】✘洗面所の床の張付けには、酢酸ビニル樹脂系接着剤を使用した。
→水廻りや、玄関土間などに用いる接着剤は、耐水性に優れたエポキシ櫢脂系接着剤等が正解です。
※酢酸ビニル樹脂系接着剤とは、木工ボンドなどの類だと理解しておけば、間違えようがない問題です。
※あくまでも本ブログの内容は試験対策の暗記方法としての解説です。正確な詳細や用途は各公式HP等をご確認ください。

効率的な勉強法は、過去問を解き続けること。
過去問の重要性
とにかく出題範囲が広いため、本、アプリ、他のサイトでも、なんでもよいので過去問を解くことが最重要。
なぜなら、例年、過去問から選択肢が出題されていますから、正解の選択肢を多く覚える事が、合格の近道です。
そして、応用問題という足切りシステムを攻略するカギは、残念ながら、過去問を解き続けることしかありません。
語呂合わせの活用
試験対策としては、正確な数字の丸暗記が必須です。語呂合わせや覚えやすいフレーズをつかって覚えましょう。
いかにして、試験中にスムーズに思い出せるかどうかが、合否に大きく影響します。
ここの詰めが甘いと、本番で、ひっかけ問題にやられます。苦手な部分は、何度も何度も繰り返して学習しましょう。
法規法令の確認も大事。
労働安全衛生法や建築基準法などは、改正される事があります。
このブログは2024年の法律を基にしていますから、最新の法規法令を常に確認し、正確な情報を得ることが重要。
各公式HPを定期的にチェックし、アップデートされた情報に注意を払うことが大切で、これは現場で活きる知識です。
本日も、お読みいただき、ありがとうございます。
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