
1級建築施工管理技術検定の覚え方と勉強法
このブログは2024年基準の情報をもとに、一級建築施工管理技術検定に出題される可能性がある問題の覚え方や、
法規法令や過去問の重要性を強調し、独自の見解を提供しますが、
※あくまでも暗記方法は試験対策用の説明として御理解ください。
過去に出題された問題や、出題が予測されるテーマを説明していきます。
もしも、同じ選択肢が出題されたらラッキーですし、言葉や数字をほんの少し変えた選択肢が、間違えの選択肢として出題される可能性もあります。
だからこそ、しっかりと数値と用語の組み合わせを暗記することが、合格への近道です。
今回のテーマ
【鉄筋の、かぶり厚さ基準(耐力壁以外の壁・床20㎜以上、耐力壁・柱・梁30㎜以上、土に接する壁・柱・床・梁・布基礎立上り40㎜以上で基礎は60㎜以上)】
かぶり厚さとは?
かぶり厚さとは、鉄筋コンクリート構造において、鉄筋を覆うコンクリートの厚さのことです。
適切なかぶり厚さを確保することで、鉄筋の耐久性や耐火性を向上させ、構造物の長寿命化を図ることができます。
試験にはこのように出題される可能性があります。
【40ミリ以上なら正解】直接土に接する布基礎の立上り部の最小かぶり厚さは,◯mm とした。
【構造部位ごとの最小かぶり厚さ】
・耐力壁以外の壁・床 20mm以上
・耐力壁・柱・梁 30mm以上
・土に接する壁・柱・床・梁・布基礎立ち上がり 40mm以上
・基礎(布基礎立ち上がりを除く) 60mm以上
※直接土に接する構造部位は、湿気や腐食の影響を受けやすいため、コンクリートのかぶり厚さを40ミリ以上確保とすることで、鉄筋の劣化を防ぎます。
また、基礎部分は更に厳しい基準が設けられ、60mm以上のかぶり厚さとなります。
【覚え方:普通はペアガラス、壁は見える、床は汁がこぼれても大丈夫、基礎は蒸れないように。】
えーっと、数値と部位を、そのまま覚えられる人は、そのまま覚えてください。
覚えられない人は上記のイメージで丸暗記すると、きっと自然と覚えられます。
まずはじめに、家をイメージします。
最近ではペアガラスが主流なので、ガラス2枚、つまり二重(にじゅう)なので、20。
※二重窓で覚えてもOKです。
壁は見える、壁を見る、みる(み3、る0)で、30です。
※イメージとしては、建設現場や家で、見えるような大事な構造物、見る、見れる部分、みたいな連想でお願いします。
汁、しる、しる(し4、る0)で、40、床は味噌汁とかこぼすので、イメージしやすいと思います。
基礎は、蒸れないようにで、蒸れ(む6、れ0)ということで60です。
これは、なんとなく分かりやすい気がしますよね。
まとめると
・耐力壁以外の壁・床 20mm(2センチ)以上
・耐力壁・柱・梁 30mm(3センチ)以上
・土に接する壁・柱・床・梁・布基礎立ち上がり 40mm(4センチ)以上
・基礎(布基礎立ち上がりを除く) 60mm(6センチ)以上
特に大事なポイントは、40ミリと30ミリの違い。
暗記方法で紹介した、汁。というキーワードから水分→土に接すると40㎜以上だ!と、思い出せるはずです。きっと。
※あくまでも本ブログの内容は試験対策の暗記方法としての解説です。正確な詳細や用途は各公式HP等をご確認ください。

効率的な勉強法は、過去問を解き続けること。
過去問の重要性
とにかく出題範囲が広いため、本、アプリ、他のサイトでも、なんでもよいので過去問を解くことが最重要。
なぜなら、例年、過去問から選択肢が出題されていますから、正解の選択肢を多く覚える事が、合格の近道です。
そして、応用問題という足切りシステムを攻略するカギは、残念ながら、過去問を解き続けることしかありません。
語呂合わせの活用
試験対策としては、正確な数字の丸暗記が必須です。語呂合わせや覚えやすいフレーズをつかって覚えましょう。
いかにして、試験中にスムーズに思い出せるかどうかが、合否に大きく影響します。
ここの詰めが甘いと、本番で、ひっかけ問題にやられます。苦手な部分は、何度も何度も繰り返して学習しましょう。
法規法令の確認も大事。
労働安全衛生法や建築基準法などは、改正される事があります。
このブログは2024年の法律を基にしていますから、最新の法規法令を常に確認し、正確な情報を得ることが重要。
各公式HPを定期的にチェックし、アップデートされた情報に注意を払うことが大切で、これは現場で活きる知識です。
本日も、お読みいただき、ありがとうございます。
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