【コンクリート施工】コンクリート内部振動機( 棒形振動機 )の加振時間は1箇所当たり5~10秒前後、挿入間隔は60cm以下の覚え方

1級建築施工管理技術検定の覚え方と勉強法

 

このブログは2024年基準の情報をもとに、一級建築施工管理技術検定に出題される可能性がある問題の覚え方や、効率的な勉強法を紹介しています。

法規法令や過去問の重要性を強調し、独自の見解を提供しますが、最新の情報は必ず各公式HPで確認してください。

 

※あくまでも暗記方法は試験対策用の説明として御理解ください。

 

過去に出題された問題や、出題が予測されるテーマを説明していきます。

もしも、同じ選択肢が出題されたらラッキーですし、言葉や数字をほんの少し変えた選択肢が、間違えの選択肢として出題される可能性もあります。

だからこそ、しっかりと数値と用語の組み合わせを暗記することが、合格への近道です。

 

今回のテーマ 

 

コンクリート内部振動機( 棒形振動機・バイブレーター・バイブレータ )による締固めの加振時間は1箇所当たり5~10秒前後、その挿入間隔を60cm以下

 

この問題は現場経験があれば分かります。

もし未経験だとしても、コンクリートを流し込んでいる途中で1ヶ所あたりにかけられる時間は少ないということは分かるはず。

 

 

試験では、こんな選択肢には要注意です。

【要注意、大間違えの選択肢】✘ コンクリート内部振動機( 棒形振動機 )による締固めにおいて、加振時間を1箇所当たり60秒程度とした。

 

 

 

【正解】コンクリート内部振動機( 棒形振動機 )による締固めにおいて、加振時間は1箇所当たり5~10秒前後程度とします。

 

→長時間の振動はコンクリートの成分が分離してしまい品質低下につながります。時間は5〜15秒程度の範囲なら正解の範囲です。

 

 

 

【過去出題の正解選択肢】コンクリート棒形振動機の加振は、セメントペーストが浮き上がるまでとした。

 

→時間の表記ではなく、セメントペーストが浮き上がりが基準の場合でも正解です。

 

 

【正解】コンクリートの締固めにおいては、コンクリート棒形振動機を用いて、その挿入間隔を60cm以下として行った。 

→基準数値は正確に暗記しましょう。覚え方はムラなく締め固めるで、ム(6)ラ(0)で60センチです。

※60という数字は、間隔です。絶対に混同しないようにしてください。

イメージとしては、60センチという基準を決めておかないと、時間がかかり過ぎたり、手抜きをして1mとか2mとか間隔をあけてしまうダメな人がいる可能性があるので、品質を守るルールがある。というイメージでいきましょう!

 

 

 

【関連した正解の選択肢】

 

【正解】外気温が25℃を超えていたため、練混ぜ開始から打込み終了までの時間を90分以内とした。

 

→覚え方は、25度を超えると、ニコッとできない、90分を超えると苦しい(く→9、る→0)し、狂う(く→9、る→0) 

 『25℃を超えると暑くて狂っちゃうよー』で覚えられます。

 

 

【正解】コンクリートの圧送開始前に圧送するモルタルは、型枠内に打ち込まないが、富調合のものとした。

 

→貧調合OKにしてしまうと、万が一、絶対に圧送モルタルを打ち込んではいけない型枠に一部入るなど、ミスがあったのときのリスクが大きいし、水ジャバジャバだと、その後のコンクリートへの影響が0とは言い切れない、という感じの理由で、セメント多めの富調合。で覚える。

 

 

【正解】同一区画のコンクリート打込み時における打重ねは、先に打ち込まれたコンクリートの再振動可能時間以内に行った。

→つなぎ目の処理ができる状態での打設というイメージ。

 

 

【正解】高流動コンクリートの打込みにおいて、コンクリートが材料分離することなく型枠内の隅々に自己充塡できる状況であったので、内部振動機(棒形振動機)による締固めを行わなかった。

 

→一級建築士試験の方では出題される可能性がある問題だけど、施工管理にも出題される可能性があるので、覚えておきましょう。

 

 

 

 

【コンクリートバイブレーターとは】

 

主に建設現場で使用される「コンクリートバイブレーター」は、コンクリート打設時に、打設中の型枠内部のコンクリートにたいして、振動を与えることで、生コンクリートを均一に締め固め、強度を高めるための機械です。

形状は棒状や板状があり、長さにも種類があります。

打設時にコンクリート内部や型枠に振動を与えて空気を追い出し、より密度の高いコンクリートを形成するために使用する電動工具です。

 

※あくまでも本ブログの内容は試験対策の暗記方法としての解説です。正確な詳細や用途は各公式HP等をご確認ください。

効率的な勉強法は、過去問を解き続けること。

 

 過去問の重要性

とにかく出題範囲が広いため、本、アプリ、他のサイトでも、なんでもよいので過去問を解くことが最重要。

なぜなら、例年、過去問から選択肢が出題されていますから、正解の選択肢を多く覚える事が、合格の近道です。

そして、応用問題という足切りシステムを攻略するカギは、残念ながら、過去問を解き続けることしかありません。

 

語呂合わせの活用

試験対策としては、正確な数字の丸暗記が必須です。語呂合わせや覚えやすいフレーズをつかって覚えましょう。

いかにして、試験中にスムーズに思い出せるかどうかが、合否に大きく影響します。

ここの詰めが甘いと、本番で、ひっかけ問題にやられます。苦手な部分は、何度も何度も繰り返して学習しましょう。

 

法規法令の確認も大事。

労働安全衛生法や建築基準法などは、改正される事があります。

このブログは2024年の法律を基にしていますから、最新の法規法令を常に確認し、正確な情報を得ることが重要。

各公式HPを定期的にチェックし、アップデートされた情報に注意を払うことが大切で、これは現場で活きる知識です。

本日も、お読みいただき、ありがとうございます。

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