【鉄筋と鉄骨の基準】鉄筋相互あき、粗骨最大1.25倍、25mm、隣接鉄筋の平均呼び寸法1.5倍のうち最大以上、鉄筋のガス圧接継手位置は400㎜以上ずらす、溶接後スタッドの傾き許容差5°以内、スタッドは隙間が10mm以下となるように切断、鉄骨梁製品検査、梁長さの限界許容差±5mm、管理許容差±3mmの覚え方

1級建築施工管理技術検定の覚え方と勉強法

 

このブログは2024年基準の情報をもとに、一級建築施工管理技術検定に出題される可能性がある問題の覚え方や、効率的な勉強法を紹介しています。

法規法令や過去問の重要性を強調し、独自の見解を提供しますが、最新の情報は必ず各公式HPで確認してください。

 

※あくまでも暗記方法は試験対策用の説明として御理解ください。

 

過去に出題された問題や、出題が予測されるテーマを説明していきます。

もしも、同じ選択肢が出題されたらラッキーですし、言葉や数字をほんの少し変えた選択肢が、間違えの選択肢として出題される可能性もあります。

だからこそ、しっかりと数値と用語の組み合わせを暗記することが、合格への近道です。

 

今回のテーマ 

【鉄筋工事の基準】

 

まずは、正解の選択肢と不正解の選択肢を紹介します。

 

 【正解】鉄筋相互のあきは、「粗骨材の最大寸法の1.25倍」、「25mm」及び「隣り合う鉄筋の平均径(呼び名の数値)の1.5倍」のうち最大のもの以上とした。

 

 

※出題時に表記が変わる可能性がありますので、敢えて、ややこしく書くと、

鉄筋相互のあき寸法の最小値としては、「粗骨材の最大寸法の1.25倍」、「25mm」及び「隣り合う鉄筋の平均径(呼び名の数値)の1.5倍」のうち最大値です。

となります。

なにがなんでも基準値のなかの最大値が正解。

 

 

【正解】鉄筋のガス圧接継手の位置については、隣接する鉄筋の継手の位置から400㎜以上ずらすようにした。

→隣接する鉄筋の圧接位置は400 mm以上ずらすが正解です。

 

 

【正解】鉄骨工事において、スタッド溶接後のスタッドの傾きの許容差は、5°以内とした。

 

 

【要注意】スタッドは、上部ランナーの上端とスタッド天端との隙間が◯mmとなるように切断した。

 

スタッドは、上部ランナーの上端とスタッド天端との隙間が10mm以下となるように切断。が正解です。

 それを超えた数字であれば不正解となります。

 

 

【要注意】鉄骨梁の製品検査において、梁の長さの許容差は、±◯mmとした。

→正解は5ミリ

鉄骨梁の製品検査において、梁の長さの限界許容差は±5mm、管理許容差は±3mm

 

 

【要注意】SD490の圧接は、第4種の手動ガス圧接技量資格者が行うことで、施工前試験を省略することは、、、、できない。

→省略できません。 

 

 

【覚えるポイント】

 

鉄筋相互のあきは、「粗骨材の最大寸法の1.25倍」、「25mm」、「隣り合う鉄筋の平均径(呼び寸法)の1.5倍」のうち最大以上。

 

・鉄筋のガス圧接継手の位置については、隣接する鉄筋の継手の位置から400㎜以上ずらす。

 

・スタッド溶接後のスタッドの傾きの許容差は、5°以内とした。

 

・スタッドは、上部ランナーの上端とスタッド天端との隙間が10mm以下となるように切断。

 

・鉄骨梁の製品検査において、梁の長さの限界許容差は±5mm、管理許容差は±3mm。

 

SD490の圧接は、第4種の手動ガス圧接技量資格者が行うときでも、施工前試験は省略できません。  

 

【覚え方】

 

鉄筋相互のあきは、「粗骨材の最大寸法の1.25倍」、「25mm」、「隣り合う鉄筋の平均径(呼び寸法)の1.5倍」のうち最大以上。

 

→覚え方:いいニコニコの苺

 

いーニコ(1.25倍)、ニコ(25ミリ)、のイチゴ(1.5倍)

 

※イチゴの話しなので、最初に出てくる数値の1.25は、ほぼイチゴのようなサイズである砕石だと思い出します。

 

そして、ニコニコできるということは明確な基準をクリアーしているということだと思い込めば25ミリという基準数値を表すと理解できることでしょう。

 

最後のイチゴについては、イチゴを置いて、あき寸法をチェックすると思えば、隣り合う鉄筋の平均径の1.5倍のことだと無理やり理解できることでしょう。

 

大事なことは、とにかく覚えることです。

3つの特徴が連想できなくとも、2つ覚えておけば正解に近付きます。

 

 

鉄筋のガス圧接継手の位置については、隣接する鉄筋の継手の位置から400㎜以上ずらす

 

→覚え方:知らないなんて信じられーない。

し(4)らないなんて、し(4)んじられー(00)ない

 

とにかく4という数字を覚えましょう。離す距離は数十センチだと推測はできるはずなので。

 

 

スタッド溶接後のスタッドの傾きの許容差は、5°以内とした。

 

→覚え方:誤差の範囲は、5°以内。

 

許容できる、つまりかるく謝って許される感じの、 ゴメンゴメンと傾く角度と同じ角度5°以内。

まあ、そんな感じの覚え方でいきましょう。

 

 

・スタッドは、上部ランナーの上端とスタッド天端との隙間が10mm以下となるように切断

 

→覚え方:スタッドを切断したら、スタットになっちゃうから、トは、十で、10なので、10ミリ以下

 

傾きの許容差との違いは、明確なイメージの理解と気合で、絶対に混同しないようにしてください。

 

 

・鉄骨梁の製品検査において、梁の長さの限界許容差は±5mm、管理許容差は±3mm

 

→覚え方:基準外はゴミなので、ゴ(5)ミ(3)です。

 

 

・SD 490 の圧接は、第4種の手動ガス圧接技量資格者が行うときでも、施工前試験は省略できません。  

 

 

→覚え方:絶対に、しくじれない。し(4)く(9)じれ(0)ない。

し(4)く(9)じる(0)ことができない。だから、検査が絶対に必要。

 

 

※あくまでも本ブログの内容は試験対策の暗記方法としての解説です。正確な詳細や用途は各公式HP等をご確認ください。

効率的な勉強法は、過去問を解き続けること。

 

 過去問の重要性

とにかく出題範囲が広いため、本、アプリ、他のサイトでも、なんでもよいので過去問を解くことが最重要。

なぜなら、例年、過去問から選択肢が出題されていますから、正解の選択肢を多く覚える事が、合格の近道です。

そして、応用問題という足切りシステムを攻略するカギは、残念ながら、過去問を解き続けることしかありません。

 

語呂合わせの活用

試験対策としては、正確な数字の丸暗記が必須です。語呂合わせや覚えやすいフレーズをつかって覚えましょう。

いかにして、試験中にスムーズに思い出せるかどうかが、合否に大きく影響します。

ここの詰めが甘いと、本番で、ひっかけ問題にやられます。苦手な部分は、何度も何度も繰り返して学習しましょう。

 

法規法令の確認も大事。

労働安全衛生法や建築基準法などは、改正される事があります。

このブログは2024年の法律を基にしていますから、最新の法規法令を常に確認し、正確な情報を得ることが重要。

各公式HPを定期的にチェックし、アップデートされた情報に注意を払うことが大切で、これは現場で活きる知識です。

本日も、お読みいただき、ありがとうございます。

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