
1級建築施工管理技術検定の覚え方と勉強法
このブログは2024年基準の情報をもとに、一級建築施工管理技術検定に出題される可能性がある問題の覚え方や、
法規法令や過去問の重要性を強調し、独自の見解を提供しますが、
※あくまでも暗記方法は試験対策用の説明として御理解ください。
過去に出題された問題や、出題が予測されるテーマを説明していきます。
もしも、同じ選択肢が出題されたらラッキーですし、言葉や数字をほんの少し変えた選択肢が、間違えの選択肢として出題される可能性もあります。
だからこそ、しっかりと数値と用語の組み合わせを暗記することが、合格への近道です。
今回のテーマ
【気温が-5℃から5℃の場合は溶接線より100mmの範囲の母材部分を適切に加熱して溶接、現場溶接において、風速が2m/s以上の場合は防風処置が必要】
溶接時のルールを覚えてしまいましょう。
これは数字を覚えるだけなので、カンタンに暗記できるはずです。
覚えるポイントを、出題が予想される選択肢と合わせて、説明していきます。
【正解の選択肢】作業場所の気温が2℃であったので、溶接線より100mmの範囲の母材部分を予熱して溶接を行った。
→気温が-5℃を下まわると中止です。気温が-5℃〜5℃では100mm範囲を加熱して溶接ができます。
※尚、気温が-5℃を下回る場合は、溶接をしてはいけません。ダメです。
【要注意の選択肢】現場溶接において、風速が◯m/sであったため、ガスシールドアーク半自動溶接の防風処置を行わなかった。
→◯の部分が2だと不正解ですが、1なら正解です。
現場溶接において、風速が2m/s以上の場合は、必ず防風処置をするということを覚えてください。
【覚え方:溶接は午後やらないと痛風になる。】
あくまでも覚え方です。
仮の話として、さぼりがちで、朝が弱い職人さんがいたとします。
『溶接ってのはなー、午後やらないと痛風になっちまうんだよー、だから午後から現場いきまーす。』
が、彼の口癖です。
はい、これで覚えましょう。
午後やらないと→ごごやらないと→ご(ー5)ご(+5)やらないと(と→10センチ)
→気温が-5℃〜5℃では100mm範囲を加熱して溶接ができる。
ということは、気温が-5℃を下回る場合は、溶接はできない。
痛風になる。→ツー風→ツー(2)風
→風速が2m/s以上の場合は、必ず防風処置をする。
溶接にとって熱は重要な要素ですから、気温が低いと品質に影響がでますし、風が強いと危ないのです。
ポイントは、確実におさえておきましょう。
・気温が-5℃〜5℃では100mm範囲を加熱して溶接
・気温が-5℃を下回る場合は、溶接できない
・風速が2m/s以上で、必ず防風処置をする。

【関連して覚えておく選択肢】
※2級の過去問で出題された選択肢もチェックしておきましょう。
【正解】鉄筋の折曲げ加工は、常温で行う。
【正解】床開口部補強のための斜め補強筋は、上下筋の内側に配筋する。
【正解】ガス圧接を行う鉄筋は、端面を直角、かつ、平滑にする。
言葉通りで、現場では当たり前のことですが、試験の問題文章として疑って読むと少し違和感を感じるかもしれません。
試験向けの言葉や文章に慣れるということも、試験合格の為には、重要なポイントです。

※あくまでも本ブログの内容は試験対策の暗記方法としての解説です。正確な詳細や用途は各公式HP等をご確認ください。
効率的な勉強法は、過去問を解き続けること。
過去問の重要性
とにかく出題範囲が広いため、本、アプリ、他のサイトでも、なんでもよいので過去問を解くことが最重要。
なぜなら、例年、過去問から選択肢が出題されていますから、正解の選択肢を多く覚える事が、合格の近道です。
そして、応用問題という足切りシステムを攻略するカギは、残念ながら、過去問を解き続けることしかありません。
語呂合わせの活用
試験対策としては、正確な数字の丸暗記が必須です。語呂合わせや覚えやすいフレーズをつかって覚えましょう。
いかにして、試験中にスムーズに思い出せるかどうかが、合否に大きく影響します。
ここの詰めが甘いと、本番で、ひっかけ問題にやられます。苦手な部分は、何度も何度も繰り返して学習しましょう。
法規法令の確認も大事。
労働安全衛生法や建築基準法などは、改正される事があります。
このブログは2024年の法律を基にしていますから、最新の法規法令を常に確認し、正確な情報を得ることが重要。
各公式HPを定期的にチェックし、アップデートされた情報に注意を払うことが大切で、これは現場で活きる知識です。
本日も、お読みいただき、ありがとうございます。
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