【品質管理・検査】リバウンドハンマーはコンクリート用、打音ハンマーはタイル用、渦電流式測定計は被膜用、高周波水分計は乾燥検査用の覚え方

1級建築施工管理技術検定の覚え方と勉強法

 

このブログは2024年基準の情報をもとに、一級建築施工管理技術検定に出題される可能性がある問題の覚え方や、効率的な勉強法を紹介しています。

法規法令や過去問の重要性を強調し、独自の見解を提供しますが、最新の情報は必ず各公式HPで確認してください。

 

※あくまでも暗記方法は試験対策用の説明として御理解ください。

 

過去に出題された問題や、出題が予測されるテーマを説明していきます。

もしも、同じ選択肢が出題されたらラッキーですし、言葉や数字をほんの少し変えた選択肢が、間違えの選択肢として出題される可能性もあります。

だからこそ、しっかりと数値と用語の組み合わせを暗記することが、合格への近道です。

 

今回のテーマ 

 

リバウンド(シュミット)ハンマーはコンクリート検査、打音ハンマーはタイル検査、渦電流式測定計は被膜検査、高周波水分計は乾燥状態検査。の覚え方】

 

 

今回は検査関連の過去問からポイントをまとめて紹介します。

これらは、各内容ごとの関連性が高いため、まとめて覚えておきましょう。

ボリュームが多い内容ですが、とにかく重要で関連性が高く、出題される可能性も大なので、気合で覚えましょう。

 

 

覚えるポイント:検査内容と検査道具の組み合わせ①

 

・壁タイルの浮き状況の検査は、打音ハンマー。

 

 ・コンクリートの圧縮強度検査は、リバウンドハンマー(シュミットハンマー)。

 

 

【要注意の出題例】  壁タイルの浮きの打音検査は、◯を用いて行った。

→正解は打音ハンマーです。

※壁タイルの浮きの打音検査は、検査用ハンマーである打音ハンマーが正解です。

 

【要注意の出題例】コンクリートの圧縮強度を測定するためには、リバウンドハンマー(シュミットハンマー)で、コンクリート表面に打撃を与えて、その反発度により圧縮強度を推定します。

 

コンクリートの圧縮強度を検査するのは、一応ハンマーの名がついているが、リバウンドハンマー(シュミットハンマー)と、

呼ばれる特殊な検査機械をつかった、非破壊検査手法の一つだという認識をしておきましょう。

 

・壁タイルは、打音ハンマー。

 

・コンクリートは、リバウンドハンマー(シュミットハンマー)。

 

この組み合わせは混同しないように覚えておきましょう。

 

 

 

覚えるポイント:検査内容と検査道具の組み合わせ②

 

・木材とコンクリート面の乾燥状態の確認は、高周波水分計。 

 

・皮膜の厚さの測定は、渦電流式測定器。

 

塗装素地のモルタル面のアルカリ度は、pHコンパレータ。

 

 

【要注意】アスファルト防水下地となるコンクリート面の乾燥状態の確認は、◯を用いて行った。

 

→アスファルト防水下地となるコンクリート面の乾燥状態の確認は、高周波水分計です。

 

【正解】アルミニウム製外壁パネルの陽極酸化皮膜の厚さの測定は、渦電流式測定器を用いて行った。

 

 

覚えるポイント:検査時の基準数値

 

【正解】現場搬入時の造作用針葉樹製材の含水率は、高周波水分計を用いて15 %以下であることを確認した。

 

 →15%の覚え方は、イチゴで覚えましょう。材木→木→植物→苺→1(いち)5(ご)→15%

 

 

【要注意】塗装素地のモルタル面のアルカリ度は、pHコンパレータを用いて塗装直前にpH ◯以下であることを確認した。

 

 →9%が正解。9%の覚え方は、ペンキで覚えましょう。塗装素地→塗装→ペンキ→ペンキュー→キュー→9%

 

【要注意】超音波探傷試験の抜取検査は、1検査ロットに対して無作為に◯か所抽出して行った。30が正解。。

 

 →30か所が正解です。破壊検査とは違い非破壊検査なので、30か所。

  ※過去には3とか少なすぎる数字が入った間違えの選択肢が出題されたケースがあります。

 

 

【その他、正解の選択肢】

 

 

 

【正解】室内空気中に含まれるホルムアルデヒドの濃度測定は、パッシブサンプラを用いて行った。

 

【正解】室内空気中に含まれるホルムアルデヒドの濃度測定は、パッシブ型採取機器を用いて行った。

 

【正解】地業工事において、支持地盤の地耐力の確認は、平板載荷試験によって行った。

 

【正解】鉄筋工事において、鉄筋のガス圧接部の確認は、超音波探傷試験によって行った。

  

【正解】 防水形仕上塗材仕上げの塗厚の確認は、単位面積当たりの使用量を基に行った。

 

【正解】シーリング材の接着性試験は、同一種類のものであっても、製造所ごとに行った。

 

【正解】非破壊検査は、品物を試験してもその商品価値が変わらない検査である。

 

 

【✘要注意の大間違え選択肢】✘間接検査は、購入者側が受入検査を行うことによって、供給者側の試験を省略する検査である。

【間接検査】は、供給者側(メーカー等)が行った試験等の検査結果を確認することによって、購入者側(お客様)の試験を省略する検査のことです。

 

 

 【要注意】 鉄骨工事において、隅肉溶接のサイズの確認は、◯を用いて行った。

 →溶接ゲージが正解。建築士試験ではマイクロメーターに変えた間違えの選択肢が出題されています。 

 

せっかくなので、ついでに全て覚えておきましょう!

 

※あくまでも本ブログの内容は試験対策の暗記方法としての解説です。正確な詳細や用途は各公式HP等をご確認ください。

効率的な勉強法は、過去問を解き続けること。

 

 過去問の重要性

とにかく出題範囲が広いため、本、アプリ、他のサイトでも、なんでもよいので過去問を解くことが最重要。

なぜなら、例年、過去問から選択肢が出題されていますから、正解の選択肢を多く覚える事が、合格の近道です。

そして、応用問題という足切りシステムを攻略するカギは、残念ながら、過去問を解き続けることしかありません。

 

語呂合わせの活用

試験対策としては、正確な数字の丸暗記が必須です。語呂合わせや覚えやすいフレーズをつかって覚えましょう。

いかにして、試験中にスムーズに思い出せるかどうかが、合否に大きく影響します。

ここの詰めが甘いと、本番で、ひっかけ問題にやられます。苦手な部分は、何度も何度も繰り返して学習しましょう。

 

法規法令の確認も大事。

労働安全衛生法や建築基準法などは、改正される事があります。

このブログは2024年の法律を基にしていますから、最新の法規法令を常に確認し、正確な情報を得ることが重要。

各公式HPを定期的にチェックし、アップデートされた情報に注意を払うことが大切で、これは現場で活きる知識です。

本日も、お読みいただき、ありがとうございます。

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