【仮設・公衆災害防止対策】足場の防護棚は、鉄板1.6ミリ、合板30ミリで隙間無しの覚え方

1級建築施工管理技術検定の覚え方と勉強法

 

このブログは2024年基準の情報をもとに、一級建築施工管理技術検定に出題される可能性がある問題の覚え方や、効率的な勉強法を紹介しています。

法規法令や過去問の重要性を強調し、独自の見解を提供しますが、最新の情報は必ず各公式HPで確認してください。

 

※あくまでも暗記方法は試験対策用の説明として御理解ください。

 

過去に出題された問題や、出題が予測されるテーマを説明していきます。

もしも、同じ選択肢が出題されたらラッキーですし、言葉や数字をほんの少し変えた選択肢が、間違えの選択肢として出題される可能性もあります。

だからこそ、しっかりと数値と用語の組み合わせを暗記することが、合格への近道です。

 

今回のテーマ 

 

【外部足場の防護棚は、厚さ1.6mm以上の鉄板または厚さ30mm程度のひき板、合板足場板を使用し、敷板同士の隙間は無し

 

外部足場に設置する防護棚(通称:朝顔・アサガオ)の敷板は、鉄板の場合は厚さ1.6mm以上、また、ひき板、合板足場板の場合は、厚さ30mm程度を使用し、敷板同士の隙間は無いようにします。

 

 

【覚え方:サルも木から落ちない、鉄板の色は色々

 

 

・サ(3)ル(0)と木というキーワードで、ひき板、合板足場板の場合は、厚さ30mm程度を覚えます。

 

鉄板の色は色々で、鉄板の場合は厚さ1.6mm以上が覚えられますよね。

 

・急に現実の話しになりますが、隙間があると工事中の工具や資材の落下が防げませんので、隙間は無し。

 絶対に隙間は無し!無し!無し!

 

【恐怖のひっかけ問題、不正解の選択肢】

 

【不正解】✘外部足場に設置した防護棚の敷板は、厚さ1.6mmの鉄板を用い、敷板どうしの隙間は3cm以下とした。

だから隙間は無しだって!という理由で不正解です。要注意ポイント!

 

【不正解】✘防護棚は、外部足場の外側からのはね出し長さを水平距離で2mとし、水平面となす角度を15°とした。

過去に解説していますが、20°が正解です。

 

 

【絶対に覚えておく関連する過去の正解選択肢】

 

【正解】工事現場周囲の道路に傾斜があったため、高さ3mの鋼板製仮囲いの下端は、隙間を土台コンクリートで塞いだ。

これ、本当に要注意です。

 

大規模な工事経験があれば、理解できますが、小規模な工事では有り得ないと誤解してしまう可能性があります。

いやいや、コンクリートなんて打ったらコストが掛かるし解体のときに大変でしょ。って。

 

これは考え方の間違いです。

工期が数年規模で、汚水などが敷地外に流れてしまったときの対応コストや、賠償請求リスクを考えると土台コンクリートが正解となります。

 

【正解】飛来落下物による歩行者への危害防止等のために設置した歩道防護構台は、構台上で雨水処理し、安全のために照明を設置した。

 

【正解】鉄筋コンクリート造の建物解体工事において、防音と落下物防護のため、足場の外側面に防音パネルを設置した。

 

【正解】鉄筋コンクリート造建築物の解体工事において、防音と落下物防護のため、足場の外側面に防音シートを設置した。

 

【正解】建築工事を行う部分の高さが地盤面から20mのため、防護棚を2段設置した。

 

【正解】 地盤アンカーの施工において、アンカーの先端が敷地境界の外に出るため、当該敷地所有者の許可を得た。

 

【正解】 歩行者が多い箇所であったため、歩行者が安全に通行できるよう、車道とは別に幅1.5mの歩行者用通路を確保した。

 

【正解】外部足場に設置した工事用シートは、シート周囲を35cmの間隔で、隙間やたるみが生じないように緊結した。 

→紐等で縛る間隔が35cmなので、正解です。

 

【正解】飛来落下災害防止のため、鉄骨躯体の外側に設置する垂直ネットは、日本産業規格( JIS )に適合した網目寸法15mmのものを使用した。

飛来落下対策なので、日本産業規格( JIS )に適合した網目寸法15mmが正解です。

 塗料の飛散防止と勘違いしないようにしてください。

 

以上、よく読めば分かる問題です。

が、しかし、試験本番になると中途半端な暗記では不安に負けそうになります。

だからこそ、気合で覚えてくださいね。

 

※あくまでも本ブログの内容は試験対策の暗記方法としての解説です。正確な詳細や用途は各公式HP等をご確認ください。

効率的な勉強法は、過去問を解き続けること。

 

 過去問の重要性

とにかく出題範囲が広いため、本、アプリ、他のサイトでも、なんでもよいので過去問を解くことが最重要。

なぜなら、例年、過去問から選択肢が出題されていますから、正解の選択肢を多く覚える事が、合格の近道です。

そして、応用問題という足切りシステムを攻略するカギは、残念ながら、過去問を解き続けることしかありません。

 

語呂合わせの活用

試験対策としては、正確な数字の丸暗記が必須です。語呂合わせや覚えやすいフレーズをつかって覚えましょう。

いかにして、試験中にスムーズに思い出せるかどうかが、合否に大きく影響します。

ここの詰めが甘いと、本番で、ひっかけ問題にやられます。苦手な部分は、何度も何度も繰り返して学習しましょう。

 

法規法令の確認も大事。

労働安全衛生法や建築基準法などは、改正される事があります。

このブログは2024年の法律を基にしていますから、最新の法規法令を常に確認し、正確な情報を得ることが重要。

各公式HPを定期的にチェックし、アップデートされた情報に注意を払うことが大切で、これは現場で活きる知識です。

本日も、お読みいただき、ありがとうございます。

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