
1級建築施工管理技術検定の覚え方と勉強法
このブログは2024年基準の情報をもとに、一級建築施工管理技術検定に出題される可能性がある問題の覚え方や、
法規法令や過去問の重要性を強調し、独自の見解を提供しますが、
※あくまでも暗記方法は試験対策用の説明として御理解ください。
過去に出題された問題や、出題が予測されるテーマを説明していきます。
もしも、同じ選択肢が出題されたらラッキーですし、言葉や数字をほんの少し変えた選択肢が、間違えの選択肢として出題される可能性もあります。
だからこそ、しっかりと数値と用語の組み合わせを暗記することが、合格への近道です。
今回のテーマ
【労働安全衛生法(安衛法):安全衛生責任者は、安全管理者又は衛生管理者の資格は不要】
安衛法については、過去に関連した問題が多く出題されています。
しっかりと間違えの選択肢を見極められるようにしましょう。
間違えの選択肢としての出題例
【大間違え】✘安全衛生責任者は、安全管理者又は衛生管理者の資格を有する者でなければならない。×
【覚え方:安全衛生責任者にエセ(偽物)なんていない】
安全衛生責任者に大切なものは、資格ではなく熱い気持ち。
だから安全衛生責任者には資格なんていらない!エセ(偽物)なんていないのだ!
安全衛生責任者→エーセーせきにんしゃ→エセ→そんなもんいない!みたいな連想です。
これで覚えましょう。
【関連して覚えるポイント】
過去の選択肢も、ついでに覚えておきましょう。
【正解】元方安全衛生管理者は、その事業場に専属の者でなければならない。
【正解】特定元方事業者は、統括安全衛生責任者に元方安全衛生管理者の指揮をさせなければならない。
【正解】統括安全衛生責任者は、その事業の実施を統括管理する者でなければならない。
【正解】事業者は、 常時10人の労働者を使用する事業場では、安全衛生推進者を選任しなければならない。
【正解】事業者は、 常時50人の労働者を使用する事業場では、産業医を選任しなければならない。
【正解】事業者は、 常時100人の労働者を使用する事業場では、総括安全衛生管理者を選任しなければならない。
【要注意の選択肢】事業者は、 常時◯人の労働者を使用する事業場では、衛生管理者を選任しなければならない。
→常時50人以上の労働者を使用する事業場では、安全管理者および衛生管理者の選任が必要。
※◯の部分が50人以上なら正解、30人は✘不正解です。
【安全衛生管理者の選任基準】
・常時100人以上の労働者を使用する事業場では、総括安全衛生管理者を選任する義務があります。
・常時50人以上の労働者を使用する事業場では、安全管理者および衛生管理者の選任が必要です。
・常時10人以上50人未満の労働者を使用する事業場では、安全衛生推進者または衛生推進者を選任する必要があります。
【産業医の選任基準】
・常時50人以上の労働者を使用する事業場では、産業医を選任する義務があります。
安衛法関連については、確実に覚えておきましょう。
※あくまでも本ブログの内容は試験対策の暗記方法としての解説です。正確な詳細や用途は各公式HP等をご確認ください。

効率的な勉強法は、過去問を解き続けること。
過去問の重要性
とにかく出題範囲が広いため、本、アプリ、他のサイトでも、なんでもよいので過去問を解くことが最重要。
なぜなら、例年、過去問から選択肢が出題されていますから、正解の選択肢を多く覚える事が、合格の近道です。
そして、応用問題という足切りシステムを攻略するカギは、残念ながら、過去問を解き続けることしかありません。
語呂合わせの活用
試験対策としては、正確な数字の丸暗記が必須です。語呂合わせや覚えやすいフレーズをつかって覚えましょう。
いかにして、試験中にスムーズに思い出せるかどうかが、合否に大きく影響します。
ここの詰めが甘いと、本番で、ひっかけ問題にやられます。苦手な部分は、何度も何度も繰り返して学習しましょう。
法規法令の確認も大事。
労働安全衛生法や建築基準法などは、改正される事があります。
このブログは2024年の法律を基にしていますから、最新の法規法令を常に確認し、正確な情報を得ることが重要。
各公式HPを定期的にチェックし、アップデートされた情報に注意を払うことが大切で、これは現場で活きる知識です。
本日も、お読みいただき、ありがとうございます。
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