
1級建築施工管理技術検定の覚え方と勉強法
このブログは2024年基準の情報をもとに、一級建築施工管理技術検定に出題される可能性がある問題の覚え方や、
法規法令や過去問の重要性を強調し、独自の見解を提供しますが、
※あくまでも暗記方法は試験対策用の説明として御理解ください。
過去に出題された問題や、出題が予測されるテーマを説明していきます。
もしも、同じ選択肢が出題されたらラッキーですし、言葉や数字をほんの少し変えた選択肢が、間違えの選択肢として出題される可能性もあります。
だからこそ、しっかりと数値と用語の組み合わせを暗記することが、合格への近道です。
今回のテーマ
【素材の相性編:シリコンとシリコンはNG&加硫ゴムと加硫ゴムもダメ】
今回 は、用語を覚えるというより、建築素材の相性について、組み合わせの共通ルールを覚える感じです。
実は関連した問題が、過去問でよく出題されています。
・シリコーン系シーリング材を充填する場合のボンドブレーカーは、◯◯◯◯テープとした。
→正解は、ポリエチレン系テープのボンドブレーカーです。
※シリコーンコーティングされたテープは✘不正解です。
よーく理解しておいてください。
試験の正誤判定としてシリコーン系とシリコーン系は3面接着となる可能性が高いのでNGです。
とにかくシリコンとシリコンはダメです。
施工上、縁を切りたい部分では、同系統素材の使用はNGとなります。
この法則というかルール、セオリーを覚えておくと↓の問題も理解できます。
・加硫ゴム系シート防水の接着工法において、出隅角の処理は、シートの張付け前に〇〇ゴム系シートで増張りを行った。
→正解は、非加硫ゴム系シートです。
※加硫は✘不正解です。加硫と加硫はNGと覚えましょう。
紛らわしい選択肢で、ひっかけ問題として出題されやすい傾向があります。
しっかりと勉強していないと、理解していないと、正解できません。
だからこそ、正しく確実に覚えておきましょう。
ついでに、↓の選択肢も覚えておきましょう。
・先打ちしたポリサルファイド系シーリング材の硬化後に、変成シリコーン系シーリング材を打ち継いだ。
→【正解】名称は違いますが、相性が良いのでOKです。
・プライマーの塗布及びシーリング材の充填時に、被着体が5℃以下になるおそれが生じたため、作業を中止した。
→【正解】覚え方は、ゴーキングじゃなくてコーキング。ゴ(5)はダメだと覚える。
またはコーキングは、寒いとGOしちゃダメ、5度以下はダメと、覚える。
※シーリングの充填は、コーキングと呼ばれることが多い
✘シリコーン系シーリング材は、表面にほこりが付着しないため、目地周辺に撥水汚染が生じにくい。
→【不正解】シリコーン系シーリング材は、表面に油分を含んでおり、ほこりが付着しやすい為、撥水汚染が生じやすい。ということで不正解です。
これは、試験対策として、とにかくシリコン系のシーリングは撥水汚染を生じやすい。と覚えてください。
シリコンは汚れやすい。とにかく試験対策として、この理解を深めるしかありません。
※あくまでも本ブログの内容は試験対策の暗記方法としての解説です。正確な詳細や用途は各公式HP等をご確認ください。

効率的な勉強法は、過去問を解き続けること。
過去問の重要性
とにかく出題範囲が広いため、本、アプリ、他のサイトでも、なんでもよいので過去問を解くことが最重要。
なぜなら、例年、過去問から選択肢が出題されていますから、正解の選択肢を多く覚える事が、合格の近道です。
そして、応用問題という足切りシステムを攻略するカギは、残念ながら、過去問を解き続けることしかありません。
語呂合わせの活用
試験対策としては、正確な数字の丸暗記が必須です。語呂合わせや覚えやすいフレーズをつかって覚えましょう。
いかにして、試験中にスムーズに思い出せるかどうかが、合否に大きく影響します。
ここの詰めが甘いと、本番で、ひっかけ問題にやられます。苦手な部分は、何度も何度も繰り返して学習しましょう。
法規法令の確認も大事。
労働安全衛生法や建築基準法などは、改正される事があります。
このブログは2024年の法律を基にしていますから、最新の法規法令を常に確認し、正確な情報を得ることが重要。
各公式HPを定期的にチェックし、アップデートされた情報に注意を払うことが大切で、これは現場で活きる知識です。
本日も、お読みいただき、ありがとうございます。
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